訪問介護で「事故発生時の対応」で大切な3つの心得。市町村に届出すべき事故の種類と範囲。

事故発生時の心得と範囲

 

訪問介護の運営基準の一つに「事故発生時の対応」が定められています。

本来、事故はあってはならないことですが、人が関わっている以上事故は切り離すことができません。

もし事故が発生してしまった場合は、その対応が非常に大事になります。

この対応を疎かにすると2次3次と事故が大きくなってしまい取り返しのつかないことになりかねません。

 

そこで今回は訪問介護における

 

事故発生時対応の3つの心得

 

市町村などに報告すべき事故の種類と範囲

 

を解説していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

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本記事の信頼性
  • 介護業界11年目のちょいベテランで現役の管理者兼サービス提供責任者が執筆しています。
  • 保有資格:ヘルパー2級、基礎研修、社会福祉士、同行援護、全身性ガイドヘルパー、ほか
  • 制度などの解説記事は「厚生労働省の一次情報」をもとにしています。

 

訪問介護の事故発生時の対応で大切な3つの心得

女性介護士

 

訪問介護での事故発生時における、大切な3つの心得は下記の通りです。

 

  1. 事故発生時に市町村、利用者家族、ケアマネジャーに連絡が取れる体制にしておく
  2. 賠償が必要な事故が発生した場合、損害賠償を速やかに実行する
  3. 事故発生に関する記録の詳細を残しておくこと

 

それぞれ見ていきましょう。

 

①事故発生時に市町村、利用者家族、ケアマネに連絡が取れる体制にしておく

訪問介護サービス中に事故が発生した場合は速やかに対応する必要があります。利用者家族やケアマネジャーにはすぐに事故の詳細と対応を伝える必要があります。

また事故の程度にもよりますが、市町村への届出が必要になります。

市町村によって異なりますが、例えば骨折などのケガ、感染症、暴行虐待などに関しては発生時より2週間以内に届出が義務化されていますので必ず届出を行うようにしましょう。

 

 

②賠償が必要な事故が発生した場合、損害賠償を速やかに実行する

どの訪問介護事業所も賠償責任保険に加入しているかと思いますので、事故発生時は保険会社に連絡し、迅速に対応するようにしましょう。

 

 

③事故発生に関する記録の詳細を残しておく

訪問介護の実地指導時に事故や苦情に関する記録に対して厳しくチェックを受けます。事故や苦情の大小に限らず「無い」ということはあり得ません。

少なからずどのような事業所にも存在します。そのため、どんなに些細なことでも構わないので事故や苦情の記録は残しておくようにしましょう。

事故の記録として事故報告書の書き方を下記記事で詳しく解説していますのでよかったら参考にしてみてくださいね。

 

また事故は未然に防ぐことが最も大事です。

ヒヤリハットシートを活用し、事業所内での研修で共有するようにしておくと尚良しです!

 

市町村に報告が必要な事故の種類と範囲

介護保険法の本

 

先ほども少し触れましたが、市町村への届出の基準は市町村によって違いがありますがあくまで一般的な下記4種類を解説していきます。

 

  1. サービス中の利用者の死亡事故または負傷等のケガ
  2. 食中毒及び感染症、結核など
  3. 従業員の法令違反、不祥事
  4. 災害

 

それぞれ見ていきましょう!

 

①「サービス中の利用者の死亡事故または負傷等のケガ」について

病死の場合も届出は必要か?

基本的に利用者が病死した場合には市町村への報告は必要ありませんが、例えば

  • 死因などに疑義の可能性がある場合
  • 利用者死亡により利用者家族とトラブルになる可能性がある場合

に関しては報告が必要となります。

 

負傷等のケガの範囲は?

負傷等のケガの程度は判断が難しいところですが、例えば

  • 基本的には病院に入院、または病院で継続的に治療が必要なケガ
  • 利用者が負傷したことによって利用者家族とトラブルになる可能性がある場合

に関しては報告が必要となります。

 

基本的に届出は事業者側の過失の有無は関係ありませんので注意してくださいね!

 

②「食中毒及び感染症、結核など」について

感染症に関しては、市役所への報告と同時に保健所などへの報告も行い、そちらの指示に従い対応することが必要になります。

 

③「従業員の法令違反、不祥事」について

例えば

  • 利用者の金銭を横領したなどの事件

に関して報告する必要があります。

 

④「災害」について

例えば

  • 震災や台風などによる水害、などの災害によって訪問介護サービス提供に多大な影響がある場合

に報告をする必要があります。

 

まとめ

今回は訪問介護で「事故発生時の対応」について解説しました。

何度も言いますが、事故は発生時の対応がめちゃくちゃ大事です。迅速にそして誠実に対応していくことが大切ですよ。

当サイトではサービス提供責任者として必要な『法律・制度面の13の知識』を解説しています。

かなり参考になると思いますので下記からチェックしておきましょう。

 

※サービス提供責任者の仕事内容が知りたい方は下記をどうぞ。

 

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