移動支援の「目的」とは?質の高いサービスを行うために必要な考え方。

移動支援の目的

 

移動支援サービスでは、障害を理由に一人での外出が困難な人に向けて提供される外出支援を行います。

障害にある方にとって、とても大事で有用なサービスなのですが、利用者の行きたい場所になんとなく一緒に外出をしてませんか?

 

今回は

 

  • 移動支援サービスの目的
  • 質の高いサービスを提供するための考え方

を解説してきます。

しっかりと移動支援に目的意識をもって取り組むことで今までと違ったサービスを提供できるかもしれません。ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

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移動支援サービスの目的の大前提は「権利の保障」

車いす

 

例えば障害のない人は、当たり前のように買い物に行けば、休みの日には好きなところに遊びに行きます。

万が一「基本的に認められる外出及び外出は仕事・通学の行き帰りのみ」なんて法律があったらどうでしょうか。

「基本的人権」が脅かされてしまうと思いませんか?

障害のある人だって役所に行かなければならない事もあれば、障害特性で発語がない人でも好きなお出かけスポットがあります。

 

 

外出に障害の有無は関係ない

先に述べた「基本的人権」がキーワードとなりますが、日本には障害があるかと言って外出を認めないといった法律は存在しません。

さらに合理的配慮の観点からみれば、公共の施設には障害のある方でも利用できる様な配慮、努力義務があるとされています。

すなわち、我が国ではどのような人でも自由に外出する権利が認められており、

移動支援サービスは障害のある人たちの外出する権利を保障するための大事なサービスであり仕組みと言っても過言ではありません。

 

 

ヘルパーが帯同することでご本人と周囲に安心を与えられる

移動支援サービスを必要とする人達は、どこかに困難さを抱えています。たとえ行き慣れている場所であったとしても、苦手な状況や困難な状況が唐突に訪れる可能性があります。

突然パニックになってしまい大きな声を出してしまったら、他の人達に迷惑が掛かることもあれば、最悪の場合通報されてしまうケースもあります。

しかし、ヘルパーが帯同していれば、想定外の事象が起きたとしても周囲に対し、極力悪影響を及ぼさずに回避をすることができます。

何より、ヘルパーが帯同することで移動支援サービスを利用する人も安心して外出を行うことができます。

ヘルパーに対する安心感が心の余裕を生み、利用される方の負担を軽くすることも期待できます。

 

つまり、移動支援サービスを提供することにより、サービス利用者の権利だけでなく、そこにいる周囲の人達の権利を保障することにも繋がります。

 

 

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移動支援サービスを通じた「QOLの向上」

背伸びをしている男女

 

移動支援サービスを通して、外出におけるニーズの充足を得ることができれば、生活の中に楽しみができます

新しい楽しみができた等、その人の生活を広げ、彩ることができます。

移動支援は利用者の「QOL の向上」に大きな関係があります。

ではそのためにヘルパーにできることは何でしょうか?

 

 

移動支援サービスの提供は事前準備が鍵となる

ある日突然「明日自閉症の○○さんと○○公園行ってきて、特に情報もないけど、よろしく」なんて言われたら、誰でも困惑してしますよね?

そんな状態では利用される方も安心できず、不安を抱えてしまうでしょう。

せっかくの移動支援サービスを利用した楽しいおでかけのはずが、楽しむ余裕がなければ利用される方も、支援者も勿体ないですよね。

そんな風にならない為にも、移動支援サービスを提供する際には事前の準備が大切になります。

 

利用される方が生活介護等の事業所に通っている場合であれば、その事業所の関係者と情報を共有し、好きな行き先や、どんなことに気を付けなければならないのかを確認し、必要であれば目的地や道中の下見も必要になるでしょう。

 

特に事業所等に通われていない方に提供するのであれば、役所の人や相談員、可能であれば本人または家族と打ち合わせしておく必要があります。役所等の手続に行く場合でも同様です。

 

事前の準備段階でなるべく細かく情報を得ることで、利用される方、支援者共に安心して当日を迎えることができます。

 

 

質の高い移動支援サービスとは?

先の見出しでは、移動支援サービスを提供するにあたり必要な準備を解説しましたが、では、実際にどのような支援を行えば質の高いサービスを提供できるのでしょうか?

結論から述べてしまえばサービスを利用する人が「利用して良かった」と思ってもらえることです。

「あなたに頼んでよかった、ありがとう」と言ってもらえた。翌日から様子が明るくなった等、いい変化を与えることができれば、質の高いサービスをしたという事になります。

 

 

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まとめ

今回は移動支援の援助目的について解説しました。

質の高い移動支援サービスを提供する為には、入念な事前準備と利用者との関係形成などヘルパーはやるべきことが本当に多く、奥が深いサービスではあります。

が、それだけ障害のある人たちの大事な権利を守るために大事なサービスになりますので支援を行う際は意識してみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです

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移動支援
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