高齢者によくみられる病気のひとつ「腸閉塞(イレウス)」とは?訪問介護で気を付けたいポイント

腸閉塞

 

くらたろう
くらたろう

今回はで高齢者によくみられる病気の一つ「腸閉塞(イレウス)」について訪問介護で気を付けたいポイントを解説します!

スポンサーリンク

高齢者によくみられる病気のひとつ「腸閉塞(イレウス)」とは?

ベッド高齢者と介護職

 

 

腸閉塞は小腸や大腸にさまざまな原因から詰まってしまい食べ物や消化液、ガスが通らなくなる疾患を指します。

医学用語では、「イレウス」と呼ばれており、腸閉塞は2種類に分類されています。

  1. 機械的閉塞・・・腹部に手術後に腸同士または腸と腹壁が癒着を起こすことが原因で、ねじれや折曲がりが生じ詰まります。
  2. 機能的閉塞・・・薬の作用や炎症が広がることで腸の動きが低下し、内容物がスムーズに移動できないことで起こります。
くらたろう
くらたろう

一般的には機械的腸閉塞の方が多いと言われています。

腸閉塞(イレウス)の症状とは?

腸閉塞の症状としては

  • 激しい腹痛
  • 吐き気・嘔吐
  • お腹が張る
  • 便やガスが出ない

などの症状を引き起こします。

また腸間膜もよじれてしまっている「絞扼性イレウス」の場合は激痛に加えてショック状態から意識障害を起こすこともあります。

腸閉塞(イレウス)の治療法の一例

腸閉塞の治療は、基本的に入院治療が必要となります。閉塞を起こしているため口からの摂取はできず絶飲食して点滴を行い腸を休めます。

さらに鼻からチューブを入れ、腸の内容物を排出させます。

また上記でのふれた絞扼性イレウスの場合は、緊急での外科手術となります。癒着している部分をはがし、腸のねじれなどをとり閉塞を改善に導きます。

 

スポンサーリンク

「腸閉塞(イレウス)」について訪問介護で気を付けるべきポイント

ひらめいた女性

 

腸閉塞は基本的に入院での治療となりますので在宅介護で普段気を付けるべきポイントを紹介しておきます。

  • 消化の悪い物、刺激が強い物、冷たい物、脂肪分が高い物は調理時は避けるようにし、咀嚼をしっかりするよう促す。
  • 適度な水分と運動を行い便秘予防を日頃から行う。
  • 腹部の手術歴の確認をしておく
  • 普段服用している薬に副作用で腸閉塞を起こす可能性のあるものが無いかをしっておく
  • 腸閉塞の自然治癒はありえないので症状があれば主治医と連携を図る。
  • 利用者の基礎疾患を知っておく、(例えば大腸がんなどは注意が必要)

 

くらたろう
くらたろう

例えば、皆さんもよく知っている薬である解熱鎮痛剤「ロキソニン」(正式にはロキソプロフェンナトリウム水和物)は副作用に腸閉塞があげられています。

下記の第一三共株式会社の説明書を添付しておきますので確認してみてくださいね!

ロキソニン錠60mg/ロキソニン細粒10%  説明書

 

意外と知られていませんが、ヘルパーさんも知っておきましょうね!

 

スポンサーリンク

まとめ

今回は高齢者によくみられる疾患「腸閉塞(イレウス)」について解説しました。

訪問介護の仕事をしていると腸閉塞は本当に多く見られる疾患です。私も何人も見てきましたが腸閉塞は本当につらい病気です。

高齢者は便秘気味な方も多いので腸閉塞のリスクを常に抱えていると考えてケアに臨みましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。

タイトルとURLをコピーしました