高齢者によくみられる病気のひとつ「白内障」とは?訪問介護で気を付けたいポイント。

白内障

 

くらたろう
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今回はで高齢者によくみられる病気の一つ「白内障」について訪問介護で気を付けたいポイントを解説します!

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高齢者によくみられる病気のひとつ「白内障」とは?

車イス男性と介護職

 

目の老化現象の一つが白内障です。

目には「水晶体」と言われる目の中でピントを合わせる働きを持つ部分があります。

この水晶体が年齢や病気のために白く濁ってしまい、光を集められなくなる事で物がみえにくいなどの症状がおきる目の病気です。

 

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2017年の厚生労働省の調査によると白内障の推定患者数は9万8000人と言う結果が出ています。

 

なんで白内障になるの?

白内障の原因の大部分は老化によるものですが、他にも

  • 糖尿病、膠原病、アトピーと言った病気によるもの
  • ステロイドの長期使用や抗がん剤、抗精神薬など薬の影響によるもの
  • 放射線の副作用、紫外線や赤外線によるもの
  • 妊娠中に風疹になる事で生まれた赤ちゃんが白内障になってしまう先天性のもの

などがあげられます。

白内障は進行のスピードが遅いと言われていますが、糖尿病では一般の白内障よりも進行が早く、水晶体に糖やタンパク質が蓄積され、水晶体の水分量が増えるために発症します。

 

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最近ではスマートフォンなどのデジタル機器を見ている時間が長く、目を酷使するため白内障が早く始まるケースも増えています。

 

白内障の症状は?

  • 目が白く濁っている
  • 光がまぶしい
  • 昼と夜で物の見え方が違う
  • 目がかすむ
  • 物が二重、三重に見える
  • 老眼鏡が合わなくなった、老眼鏡をかけていても細かい文字が読みにくい
  • 色の区別がつきにくい

などの症状が現れます。

白内障は老化とともに徐々に進行する病気なので、初期のころでは水晶体がまだらに混濁している事で光の乱反射が起こり、晴れた日にはやたらと眩しく感じたり、物が黄色や赤っぽく見える、ぼやけて見えるなど物の見え方がかわります。

 

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「睡蓮」の絵画で有名なクロード・モネは白内障を発症して、その発症前後で描かれた絵に特徴的な違いがある事は有名です。

1900年に描かれた絵では輪郭ははっきりして色も種類が多くとり入れられていますが、白内障を発症していたと思われる1918年~24年ころの作品では輪郭がぼんやりとしており絵全体が赤や黄色みがかっています。

 

白内障の治療法

ズバリ完治するには手術が必要となります。

眼科では視力、屈折、眼圧、眼底検査や、角膜の細胞が減っていないかを調べる細胞検査や

顕微鏡を使って水晶体の混濁を調べて白内障の進行をみる検査などが行われます。

目薬や内服薬で治療を進めていきますが、これは完治をめざす治療ではなく、あくまで進行を遅らせるための治療です。

1度濁ってしまった水晶体はもとには戻りません。完治を目的としている場合は、手術で濁ってしまったレンズを取り出して人工のレンズに入れ替える必要があるのです。

 

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「白内障」について訪問介護で気を付けるべきポイント

女性介護士

 

白内障について解説しましたが、そんな高齢者に対してヘルパーが介護する際に日常生活で気を付けるポイントは下記のとおりです。

  • 移動時に転倒リスクがあるため注意する
  • 糖尿病患者の場合、HbA1cの数値が高いと手術ができないため血糖コントロールを行う
  • 点眼薬、内服薬を主治医の指示通り服用する
  • 手術後の人口眼内レンズが「単焦点レンズ」なのか「多焦点レンズ」なのかを主治医に確認しておく

 

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ちなみに「単焦点レンズ」は医療保険がききますが、「多焦点レンズ」は医療保険適用外なので自費になりますので注意しておきましょうね!

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さいごに

今回は高齢者によくみられる疾患である「白内障」について解説しました。

老化現象の1つでもある「白内障」ですが最近は若年化が進んでいたり、病気の合併症としても発症します。

世の中がぼやけて見えてしまうと楽しみも減ってしまいますし、仕事や日常生活も不便ですよね。

目を大切にして「見る事」を長く続けられるようにケアしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。

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