高齢者によくみられる病気のひとつ「鼠径ヘルニア」とは?訪問介護で気を付けたいポイント

鼠経ヘルニア

 

くらたろう
くらたろう

今回はで高齢者によくみられる病気の一つ「鼠径ヘルニア」について訪問介護で気を付けたいポイントを解説します!

 

スポンサーリンク

高齢者によくみられる病気のひとつ「鼠径ヘルニア」とは?

車イス男性と介護職

 

鼠径ヘルニアはいわゆる脱腸のことを指します。

そもそもヘルニアとは腹膜や腸の一部などの臓器が本来あるべき場所から突出している状態のことで

鼠径ヘルニアでは鼠径部の鼠経管や脆弱化した筋膜から腸の一部が飛び出てしまいます。

 

くらたろう
くらたろう

鼠径ヘルニアは男性の高齢者に多いと言われています。

加齢により組織が徐々に弱り、それに伴い鼠径部の筋膜も弱くなります。

そして腸の一部が飛び出てしまうという恐ろしいメカニズムです・・・

 

 

鼠径ヘルニアの症状

鼠径ヘルニアでは通常、強い痛みを感じることはなく立ったときや、腹部に力を入れたときに鼠径部がふくらむといったことが症状として挙げられます。

ふくらみを押したり、寝転がって体の力を抜くと元に戻ります。

ただし嵌頓ヘルニアの場合は、腸が突出したまま戻らなくなり激しい腹痛や嘔吐反応が現れますので十分な注意が必要です。

 

鼠径ヘルニアの治療法

鼠径ヘルニアに治療法は基本的には手術が必要となります。

手術では腸が飛び出てしまう原因となっている穴(ヘルニア門)をメッシュという人工膜のシートであてがう方法が一般的とされています。

嵌頓ヘルニアの場合は、飛び出た腸の一部が戻らなくなってしまっているため緊急手術が必要となります。嵌頓ヘルニアは激しい腹痛を伴いますが、放置していると腸閉塞を引き起こすこともあり早期の対応が重要です。

またヘルニアバンドという鼠径部を押さえる専用のバンドを用いることもあります。

 

スポンサーリンク

「鼠径ヘルニア」でヘルパーが気を付けたいポイント

よしっ!のポーズの介護士女性

鼠径ヘルニアについて解説してきましたが、そんな高齢者に対してヘルパーが介護する際に日常生活でどのようなことを気を付けたらよいのでしょうか?

  • 「腹圧がかかると鼠径部がふくらみ、横になると戻る」といった症状があれば主治医に報告する
  • 上記の症状で横になってもふくらみが戻らず激しい腹痛の訴えがあれば嵌頓ヘルニアの可能性があるので主治医に早急に連絡し支持を仰ぐ
  • 利用者本人が重い物を持ったりといった動作をしないように

こういった部分をヘルパーは気を付けながらケアを行っていきましょう!

 

スポンサーリンク

まとめ

今回は鼠径ヘルニアについて解説しました。

鼠径ヘルニアは男性の高齢者に多い疾患で、嵌頓ヘルニアを起こすと非常に危険ですので日頃からの状態観察が大事です。

最後までお読みいただきありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。

タイトルとURLをコピーしました