高齢者によくみられる病気のひとつ「虚血性大腸炎」とは?訪問介護で気を付けたいポイント

虚血性大腸炎

 

くらたろう
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今回はで高齢者によくみられる病気の一つ「虚血性大腸炎」について訪問介護で気を付けたいポイントを解説します!

 

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高齢者によくみられる病気のひとつ「虚血性大腸炎」とは?

ベッド高齢者と介護職

 

虚血性大腸炎は大腸内の血流障害により虚血状態に陥ることで粘膜に炎症や潰瘍が発生する病気です。

原因としては、血管の動脈硬化や血栓、また慢性の便秘から、強くいきんださいに腸管内の圧が上昇することで起こります。

虚血性大腸炎は

  1. 一過性型
  2. 狭窄型
  3. 壊死型

 

の3つに分けられています。

  • 一過性型は一時的に虚血状態になるものの短期間で回復し、炎症も2週間程度で改善するといわれています。
  • 狭窄型は腸管が狭くなっている状態を指します。大腸粘膜の潰瘍は改善まで2か月程の期間をようすといわれています。
  • 壊死型は大腸の組織が壊死してしまっている状態で非常に危険な状態を指し、あまり予後はよくないといわれています。

 

くらたろう
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虚血性大腸炎はほとんどが一過性型といわれていますが訪問介護で出会う利用者は高齢女性も多いため要注意です。

糖尿病、腎臓病、動脈硬化、高血圧、膠原病、血管炎などの病気にかかっている方は発症しやすいといわれているので普段から利用者の病気を把握し注意しておくことが大事です。

 

どういった症状なの?

まず突然の強い左下腹部痛と下痢から始まり下血が起きます。なぜ左下腹部かというと大腸の左側の血管が狭窄し虚血状態になることが多いためです。

 

くらたろう
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下血は赤い血便だ多いですがタール便の事もあります。便についても良く観察しておきましょう。

 

 

一般的な治療法は?

一過性型と狭窄型の場合は安静にし絶食で腸を休ませる保存療法で治療します。炎症が改善しているかを定期的に観察し経過をみます。

ただし狭窄型の場合は手術を行うかを検討する場合もあります。例えば腸閉塞を起こしている場合は内視鏡での治療を行う場合があります。

壊死型の場合は緊急手術が必要になり壊死している部位を手術で切除することとなります。

 

 

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「虚血性大腸炎」について訪問介護で気を付けるべきポイント

ひらめいた女性

虚血性大腸炎について解説しましたが、実際に介護現場でヘルパーはどのようなことに気を付けるべきなのでしょうか?下記にまとめています。

  • 虚血性大腸炎は入院での治療になることも多いので入院準備をしておく
  • 絶食の期間を主治医に確認しておく
  • 在宅で注意すべき点を主治医に確認しておく
  • 食事開始後は消化の良いものを調理する
  • 慢性的な便秘が原因であることが多いので、便秘状況と水分摂取に注意しておく
  • 強い左下腹部痛や下血などの虚血性大腸炎を疑う症状がある場合は、普段の内服薬はいったん飲まずに主治医に連絡する

 

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こういったことを訪問介護では注意しておくことが大事です。

虚血性大腸炎は再発しやすい疾患でもあるため回復したからと言って気を休めてはいけません。

日頃からの食事や排便状況は訪問介護でも十分注意してきましょうね!

 

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まとめ

今回は高齢者によくみられる疾患である「虚血性大腸炎」の解説と訪問介護で気を付けたいポイントを解説しました。

虚血性大腸炎は50歳以上の高齢者によくみられる疾患です。とくに便秘がちな高齢女性に多いといわれているため十分な注意してケアに当たりましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。

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