高齢者によくみられる病気のひとつ「脳卒中」とは?訪問介護で気を付けたいポイント

脳卒中

 

 

くらたろう
くらたろう

今回はで高齢者によくみられる病気の一つ「脳卒中」について訪問介護で気を付けたいポイントを解説します!

スポンサーリンク

高齢者によくみられる病気のひとつ「脳卒中」とは?

 

脳卒中は脳の血管に生じる病気の総称(脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血・脳動脈解離・慢性硬膜下血種)

脳の血管が破れたり詰まったりする病気です。

突然起こることが多く元気だった人が突然発症する場合が多いです。個人差はありますが発症する前に何だかの前ぶれの症状がでる人もいます。

前触れに起きる症状を理解し、脳卒中の治療までの時間が勝負です。後遺症など早期治療で変わる場合があります。

  • 脳梗塞・・脳の血管が詰まる
  • 脳出血・・脳内の動脈が破れる
  • クモ膜下出血・・クモ膜の下に出血
  • 脳動脈解離・・脳動脈の血管壁の中に出血
  • 慢性硬膜下血種・・硬膜と脳の間に血がたまる

 

くらたろう
くらたろう

寝たきりになる病気のトップ!

 

脳卒中の原因になる疾患や要因とは

  • 動脈硬化
  • 高血圧症
  • 高脂血症
  • 糖尿病
  • 喫煙

などが脳卒中の原因となるとされています。

 

脳卒中の症状

  • 片麻痺・・片側の顔や手、足などが突然、感覚が鈍くなったり、しびれたりします。
  • 言語障害・・言葉がでない はっきり発音できない
  • 視力に障害・・視野が狭くなる
  • 嘔吐・・むかむかし食べたものを吐く
  • 頭痛・・強い頭痛
  • 意識障害・・意識がうすれたりなくなる

などの症状が現れます。

それぞれの疾患ごとに見ていきましょう。

一過性脳虚血発作・脳梗塞の初期症状

  • 体の半身に力が入らない
  • 物が二重に見える
  • めまい、ふらつき
  • 言葉がでない、ろれつが回らない

脳出血の初期症状

  • 頭痛
  • 歩行できない
  • めまいがする
  • 嘔吐する
  • 言葉がでない、ろれつが回らない
  • 突然大きないびきをかいて眠る

くも膜下出血初期症状

  • 突然の激しい頭痛
  • 物が二重に見える
  • 片方の瞳孔が拡大する、まぶたが閉じれない
  • 痙攣

 

どんな時に起こりやすいの?

  • 入浴後
  • 夜寝ている時
  • 朝方、起床時
  • 怒る叫ぶなど興奮がひどい時

などの時に起きやすいとされています。

 

脳卒中の治療方法

脳内のどの部分にどの程度の出血や詰まりがあるか脳卒中のタイプで治療方法も変わります。

内科的治療(タイプにより治療方法は異なる)

  • 点滴・・発症後1~2週間、血液をサラサラにする
  • 抗血小板薬
  • 抗凝固薬・脳保護剤
  • 手術
  • 血種まで細い針をいれる血種吸引術等

処方薬の一部紹介

  • 血栓を防ぐ薬・・・バイアスピリン、プレタールなど
  • 血液をサラサラにする薬・・・ワーファリン、エリキュースなど
  • 脳循環代謝改善薬・・・セロクラール、サアミオン、ケタスなど
  • 血圧を下げる薬・・・アムジロン、レニベース、ブロプレスなど

 

スポンサーリンク

「脳卒中」について訪問介護で気を付けたいポイント

女性介護士と男性利用者

 

脳卒中について解説しましたが、実際の介護現場でヘルパーが気を付けるべきポイントを下記にまとめています。

 

脳卒中の初期症状を把握し異変があれば、医療職へ報告。緊急時の対応方法をあらかじめ決めておく

片麻痺があってもできる事は自分でして頂き、できない部分の介助をする(残存機能維持)

後遺症で寝返り等ができなければ定時に体位交換し、褥瘡予防に努める

塩分・脂肪を控えたバランスの良い食事をする

後遺症のため嚥下機能が低下している場合は誤嚥に注意する。食事時や服薬時は飲み込み確認を行う。

日々の生活は規則正しくストレスを貯めないために目的を見つけて頂くよう提案や助言、相談に努める

麻痺で歩行状態が不安定になれば歩行器・杖・車椅子等を提案し、安全な移動をして頂く

麻痺側は痛みも感じにくいので転倒や打撲などの危険予防に注意する

薬の副作用に注意。特に血液をサラサラにする薬や血栓予防の薬は出血に注意する

 

スポンサーリンク

さいごに

今回は高齢者によくみられる疾患である「脳卒中」について解説しました。

脳卒中での後遺症がある場合、リハビリテーションは重要です。何もかも手助けするとせっかく維持している機能までが低下に繋がります。残っている機能の維持向上を目指し、できる事は自分でして頂く事は重要ですよ!

また脳卒中は再発の恐れもありますので、訪問介護では異変に気付けるように状態観察を常日頃からしっかり行っていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。

タイトルとURLをコピーしました