介護予防のためにヘルパーが行える日常生活リハビリとは?

 

通常ヘルパーは介護を提供して、リハビリは理学療法士や作業療法士などの専門職が行います。

しかし、訪問介護では日常生活についてのリハビリをヘルパーが行うこともあります。ヘルパーが行っている日常リハビリとはいったいどのようなものになるのでしょうか。

ここでは日常リハビリについての詳細や、日常リハビリの事例などについてご紹介していきます。

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日常生活上で行えるリハビリとは?

 

日常リハビリとは日常生活上で行うリハビリであり、日常生活動作をきちんと行えるように実施されるリハビリです。

ヘルパーはどのようなことを行っていくのでしょうか。

 

安全確保が基本

ヘルパーの役割としては、見守り、付き添い、一部介助などです。

例えば、調理をしたいと考えている利用者がいるとします。調理をするには切ったり、炒めたり、煮たりなどの様々な動作が必要になります。

切る際には包丁を使いますし、炒めたり、煮たりすることは火を使いますので、やけどなどの危険が伴います。

ヘルパーはそういった危険を回避する為の安全確保の姿勢が基本となります。

安全に動作が行えるように配慮していきます。

 

出来ることをしてもらう

日常リハビリの中で大切なことは、出来ないところはヘルパーが行い、出来るところは自分で行ってもらうということです。

例えば、洗濯の場合、洗濯物を洗濯機に入れることはできるが、取り出しが難しい。その場合入れることは利用者に行ってもらい、洗濯機から出すことに関してはヘルパーが行います。

ヘルパーをしているとどうしても、ヘルパーが全面的にしてしまいがちですが、出来ることもしてしまいますと、徐々に出来る力が少なくなってしまいその内出来なくなってしまいます。

そういったことを防止するために、出来ることは時間がかかったとしても自分で行ってもらいます。

 

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日常生活リハビリの事例

日常リハビリは実際どのような形で行われるのでしょうか。ここでは実際にあった事例をご紹介していきます。

 

脳梗塞になったAさんの場合

Aさんは独り暮らしで過ごしていましたが、突然脳梗塞になり病院に運ばれてそのまま手術、入院となりました。

Aさんは一命を取り留めましたが、半身まひになってしまい要介護3の結果が出ました。

Aさんはリハビリのおかけである程度まで回復をして退院することになりました。Aさんは介護サービスを利用して介護を受けることになりました。

 

いつまでも自宅で過ごしたいという思い

Aさんは退院時、施設に入所するか、自宅に帰るのかという選択肢がありました。

施設へ入居すると安全で何も心配がいらないことは分かっていましたが、住み慣れた自宅でもう一度生活したいという思いがあり、自宅に帰ることにしました。

主治医の先生もリハビリを続けながら、介護を受けながらであれば自宅で生活が出来ると判断し、自宅に退院することになりました。

Aさんは訪問介護と通所リハビリを受けながら自宅で過ごすことにしたのです。

通所リハビリではリハビリの専門職がいるので、麻痺側の拘縮予防などのリハビリを受けることしたのです。

 

Aさんの日常生活リハビリ

訪問介護は日常生活を支援しつつ、Aさんが出来ることが増えるように日常リハビリも実施していました。

Aさんは半身まひですが、健康な側は通常通り動くことが出来ました。日常生活ほとんどを自分で行うことが出来ましたが、どうしても両手を使うような動作は難しかったのです。

 

その為、ヘルパーは出来る限りAさんが出来ることはしてもらい、出来ない部分に関してのみ介助を行うことにしました。また、Aさんが出来ることを少しでも増やせるように、様々な日常リハビリを行ったのです。

Aさんは自分で調理をしたい希望がありました。

しかし、半身まひで片側しか使えなかったので、包丁を扱うことがどうしても難し方なのです。

そこでヘルパーは片手でも安全に包丁が使えるような福祉器具を紹介してそれを使って調理をするようにしました。

 

もちろん最初は上手くいかず、何度も失敗をしましたが、時間をかけて慣れてもらうと徐々に使えるようになり、最終的には自分で調理をすることが出来たのです。

 

チームで支援をしていく

Aさんは最初調理は最初から無理だと諦めていました。

しかし、ヘルパーが「本当は自分で料理をしたいけどね」というAさんの言葉を尊重し、ケアマネやリハビリ職などと検討してリハビリが出来る環境を整えていきました。

片手でも使える包丁は元々リハビリの専門職から紹介されたものなのです。またケアマネはその包丁を買う際の補助がないのか探し、補助金を使って格安で包丁を買うことが出来ました。

このように日常リハビリはヘルパー一人ではできません。各専門職がチームとなって行うのです。

 

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まとめ

自宅で過ごすためにはある程度自分で家事などが出来ないと難しいですが、日常リハビリを行うことによって、今出来ていることをいつまで出来る、新しく出来ることが増えるというメリットがあります。

 

ヘルパー / サービス提供責任者
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