ヘルパーと利用者家族との上手な付き合い方。

利用者家族との付き合い方ヘルパーは利用者本人だけではなく、家族とも関わっていかなければなりません。家族との関係はもちろん良い方が良いですが、中には家族関係に悩むヘルパーもいます。

ここでは、ヘルパーと家族の上手なかかわり方についてご紹介していきます。

 

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家族と上手に関わるメリット

ヘルパー 女性 チェック

家族との関りは利用者を支援していく為に必要なものです。家族と上手に関わるとどのようなメリットがあるのでしょうか?

 

一緒に利用者を支援出来る

ヘルパーは利用者の支援をしていきますが、実際にサービスを提供している時間は限られています。多い方でも1日3時間ほどでしょう。そのため、それ以外の時間帯に関しては家族が介護をしていることが多いのです。

ヘルパーと家族が一緒になって、利用者を支援してくことが利用者にとって非常に有益になります。

ヘルパーと家族の信頼関係が出来ているとコミュニケーションがとりやすく、お互いに情報交換などを行って非常に良い支援が出来ます。

 

悩みを引き出すことが出来る

ヘルパーは家族に対しても支援が必要になるケースがあります。家族支援は介護保険上では重要視されていることであり、家族も含めた支援が必要になってくるのです。

そのためには、家族に対しても何でも話してもらえるような関係作りをしていると、家族の悩みを引き出すことができます。

「ストレスを抱えており大変です」「最近本人と上手く関係が築けていない」といった悩みを引き出すことによって、

家族の悩みをケアマネ等に報告することによって新たな支援の必要性が見えてきます

 

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家族と上手に関わる方法

ヘルパー 外出同行場面

家族と上手に関わるメリットが分かったかと思いますので、次に実際に家族と上手に関わる方法について見ていきましょう!どのような点に気を付けていけば上手に関わることが出来るのでしょうか。

 

話をきちんと聞くこと

ヘルパーは忙しい仕事です。時間に追われていますので、時間内に作業を終わらせないといけない為次から次へと仕事をこなしていく必要があります。これに関しては特に問題はありませんが、急いでいるからといって家族からの話をきちんと聞かないのはいけません。

話を聞かないで介護をしていると話を聞いてくれないヘルパーだと思われて、家族との関りは難しくなってしまうでしょう。

家族としても聞いてくれる人には話しますが、聞いてくれない人には話すことはありません。

忙しい中でも話を聞く、サービス提供時間に余裕が出ればゆっくりと話を聞くなどの配慮を見せるようにしましょう

 

家族の悩みを聞き出して対処する

家族と関わる上で最も有効な方法としては、家族の悩みを解決するということです。例えば、認知症の方を見ている家族の場合、認知所の行動に対して上手く対処できないことが多いです。何度も同じことを言ってくる親に対して、冷たく当たってしまうなどの悩みを抱えているケースです。

このような悩みに対して介護の専門家として、適切なアドバイスをしてあげると良いでしょう。また、実際に対処の方法を見せてあげることも大切になります。

例えば私が実際に経験したケースですと

食事を食べたのに食べていないという高齢者に対して悩んでいる家族がいました。その家族は「さっき食べたでしょ!」と感情的になってしまうことに悩んでいました。私は介護の専門家の立場として、認知症は事実を忘れてしまう病気であること、他の事に気を逸らすようにアドバイスをして、実際その場面に立ち会ったので適切に対処しました。
すると家族から「本当にすごい。私もこれからそうしてみます」と言われたのです。そこから、家族との関係は良好で、何か疑問があれば私に聞きに来られる関係性になったのです。

これはある程度の経験や知識が必要となりますが、何かアドバイスをするというのは良い関係を築く上で非常に有効であることが分かります。

 

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家族と上手に関わる際に注意したいこと

ヘルパー 眼鏡

家族と上手に関わるのはヘルパーとして必要なことですが、注意点もいくつかあります。

 

友人のような関係にならないこと

信頼関係が築いてしまいますと、どうしても友人のような関係になってしまいがちです。こうなってしまいますと公私混同が起きてしまいますので、いくら関係が深まったからといって利用者と支援者の関係を超えることはしないように意識しておきましょう。

 

情報はサービス提供責任者と共有する

家族と関係性が深まると様々な情報を聞き出すことが出来ますが、情報はサービス提供責任者と共有しておくようにしましょう。決して自分だけで保有することの無いようにする必要があります

これは、もしヘルパーが倒れた場合、サービスに入れない場合に備えるためです。情報を共有している方がいれば、もしサービスに入れなくなってもその方が代わりに同じようにサービスを提供してくれるからです。

 

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まとめ

家族との関係性を築くのはなかなか難しいと思いがちですが、あまり身構えをすることなく接することによって、徐々に関係性は築けています。近年では家族支援=レスパイトケアが重要と言われていますので、少しでも関係性が良くなるように工夫しましょう。