どうも現役介護士のくらたろうです。
私は訪問介護でヘルパー、サービス提供責任者、管理者を8年経験し、3年前から独立し訪問介護事業立ち上げました。
私がサービス提供責任者になる為に介護職員基礎研修(実務者研修できる前の資格)の資格を取得した時は無料で取得できる転職求人サイトなんてなかったですが
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では本題です。
サービス提供責任者は訪問介護では必ず必要な職種です。そのサービス提供責任者は在宅介護の中でも給料が高く、介護職として考えるとトップクラスに給料が高いです。
一見すると人気のある職種であると思われがちですが、求人数としては非常に多くの数があります。
サービス提供責任者の求人が多い3つの理由
なぜサービス提供責任者の求人の数は多いのでしょうか?それには3つ大きな理由があります。
①事業所の配置人数が決まっているから
サービス提供責任者は事業所に対して、必ず1名以上は配置しないといけない決まりがあります。
しかし、利用者が一定数増えるごとに人数を増やす必要があり、40名まではサービス提供責任者が1名、その後は40名増加する度に1名配置しなければいけません。
事業所としては利用者の人数を増やしたいが、増やせば増やすほどサービス提供責任者を雇う必要がありますので、求人を出すことが多くなるということです。
②資格要件が厳しくなったから
サービス提供責任者の求人は今後も増加することが予想されます。その理由としてはサービス提供責任者になれる資格要件が厳しくなったからです。
これは今まで初任者研修で実務経験が3年以上あればサービス提供責任者になることが出来ていましたが、現在は出来ません。
現在は介護福祉士か介護実務者研修を取得している方だけが、サービス提供責任者になることが出来ますが、初任者研修+実務経験が3年以上の方は除外されますので、その分慣れる人が少なくなりました。
そういったことも近年の求人増加の理由となっています。
③単純にサービス提供責任者は激務だから
サービス提供責任者の求人が多い理由として、最も多くを占めているのが仕事が激務であるということです。
実際の私もヘルパーからサービス責任者へキャリアアップしましたが、ヘルパーの時との仕事の違いやメンタル面でかなり苦労しました。
では実際どのような部分が激務なのでしょうか?それぞれ見ていきましょう。
とにかく責任が重い・・・
サービス提供責任者はその名の通り、サービスの責任者ですので何かあれば責任者として対応をしなければいけません。例えばクレームの対応がなどがそれに当たります。
ヘルパーが何か失敗したら責任者として謝罪を行う必要がある場合もあり、現状を把握して原因究明をしないといけない時もあります。
また、ヘルパーが急遽休んでしまった場合は、代わりにサービスに入らないといけない場合もありますので、責任が重いといえます。(かといってヘルパーが出勤している時もサービスに入りますので、ヘルパーが急遽休むとなるとかなり大変です・・・)
しかし、実質的には責任者はあくまでも事業所の管理者であり、何か大きな問題が起きた場合は最終的には事業所の責任者(管理者)が責任を取ることになります。
人間関係が難しい
サービス提供責任者の仕事では様々な人と関わります。
ヘルパーはもちろんですが、外部のケアマネジャーや外部の事業所の職員など多種多様な方と仕事をしていかなければなりません。
サービス提供責任者が特にストレスを抱えやすいと言われているのが、ヘルパーとの人間関係です。ヘルパーの多くは40代~60代の方であり、なかなかやり取りをするのが難しい方もいます。
そしてそのヘルパーが起こした失敗は全てサービス提供責任者が対応することになりますので、問題が起きる前に指導をしないといけないケースもあります。
普通に聞き入れてくれれば良いのですが、ヘルパーの中にはプライドが高い方も多く、スムーズに物事が進まない場合もあるのです。
その場合には、大きなストレスを感じてしまうことも結構あったりします。
残業が多くなりがち
サービス提供責任者が行う仕事の特徴として、突発的な対応、期限のある仕事が多いことが挙げられます。
突発的な対応としては、例えばヘルパーが急に休んだ場合や、ケアマネジャーから急遽仕事が入る場合などです。
この場合は他のヘルパーが動いてくれれば問題ありませんが、簡単に代わりの方が見つかるものではありませんので、サービス提供責任者が対応する場合が多いのです。
ケアマネジャーから急遽仕事が入る場合もあります。初回サービスはサービス提供責任者が対応する場合が多いですので、ヘルパーに任せることが出来ず自身が対応せざる得ないケースがあります。
期限がある仕事とというのは、介護請求などがそれに当たります。介護請求は請求時期が決まっており、その時期までにしないといけない期限がありますので、その際は残業などをして対応することが多いです。
訪問介護事業所によっては事務員さんが請求業務を行っているところもありますが実際はサービス提供責任者が行っている所も多いです。
それでもサービス提供責任者はおススメします。
お話した通り様々なデメリットがサービス提供責任者にはあります。
嘘をついても仕方がないのでこれが現実です。サービス提供責任者になりたがらない人も多いです。
そのため求人を募集してもなかなか集まらないといった現状があります。しかし、それでもサービス提供責任者を経験してきた私からすると、やはりサービス提供責任者はおすすめの仕事です。
まずサービス提供責任者は在宅介護の中でも最も給料が高い職種ですし、夜勤がありません。
主婦の方であれば非常に良い条件が揃っているといえます。
また、大きな事業所であれば抱えてるヘルパーの数も多いですので、サービス提供責任者が自らサービスに入るということはヘルパーに比べるとありませんし、教育する余裕もありますのでトラブルも少ないといえます。
サービス提供責任者は給料を出来るだけ多くもらいたい方、夜勤をしたくない方、人の調整や、外部との連携が楽しいと感じる方にはおすすめの職種であるといえます。
最後に
サービス提供責任者の求人が多い理由をお話しました。
- 配置人数が決まっているため
- 資格要件が厳しくなったため
- 激務だから
の3つの理由がありました。
サービス提供責任者とヘルパーでは行う業務が全然違います。悪いことも色々と話しましたが、興味があれば一度サービス提供責任者になってみても良いと思います。
サービス提供責任者の業務は向き不向きがあります。
不向きだと思ったならヘルパーに戻ることもできますし、一度サービス提供責任者を経験することで違った目線でケアサービスを行うこともできるようになりますよ!
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とりあえず登録しておいて損はないといった所でしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました!