訪問したら利用者が倒れてる?!緊急時に焦らないためにヘルパーが知っておきたい対処方法。

驚いている女性介護士

 

ヘルパーとして働いていると訪問介護の現場では様々なトラブルがあります。

その中でもヘルパーがパニックになる事柄として緊急時の対応というものがあるのではないでしょうか?

 

今回はヘルパーが利用者宅に訪問したら

  • 「利用者が倒れていた・・・」
  • 「意識がない・・・」
  • 「亡くなっている・・・」

などの様々な緊急時にどのように対処していけばいいのかを解説していきます。

現在ヘルパーとして仕事している方はもちろん、サービス提供責任者や、これからヘルパーを目指す方は是非ご参考にしてくださいね。

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ケース別に見るヘルパーの緊急時対応

よしっ!のポーズの介護士女性

 

ここでは、訪問介護現場でヘルパーが出くわす可能性のあるケースを3つに分けて緊急時の対応をご紹介していきます。

 

ケース1 利用者の意識はあるが倒れている

転倒しているシニア女性

 

 

訪問すると「助けてー」という声が聞こえてきました、駆け寄ると利用者が床に倒れています。

こういった場合は、まず楽な体制になれるように体制を整えてあげることが大切です。

骨折している可能性がありますので、原則としては動かしてはいけませんが、このままでしんどいのであれば楽な方にしてあげましょう。

利用者に聞きながら痛くないようにしてあげます。

落ち着けば事業所に連絡をして対処方法を相談しましょう。そのまま病院に連れて行くのか、連れていけないのであれば救急車を呼ぶ可能性もあり、様々な対処方法があります。

勝手な判断をして後々のトラブルが発生することもあります。事業所に指示を仰ぎ対応しましょう。

 

 

ケース2 利用者の意識がない場合

寝ている高齢者

訪問すると利用者が倒れていました。確認すると呼吸はしているが意識がない・・・

このような場合などはどのようにしたらいいのでしょうか?

こちらもまずは第一に事業所に確認するのがベストです。
まずは救急車を手配するのが先だと考えがちですが、まだ呼吸をしている場合はまず事業所に連絡をします。

その理由としては倒れている方が、受診を希望しない場合があるからです。

それを知らずに救急車を呼ぶと後々トラブルになりますので、事業所に連絡をして確認を行うようにします。

意識がなければ、声掛けをします。そこで返答があればいいのですが返答がない場合は意識が混濁している可能性があります。
もし救急車を呼ぶことになれば、名前、年齢、住所など聞かれますので、答えれるようにしておきましょう。

 

 

ケース3 利用者が死亡している場合~

頭を抱えている女性介護士

訪問したら利用者が倒れている。呼吸もしていないし体が冷たくなっている・・・

死亡診断は医師が行うものですが、明らかに呼吸をしていない、体が冷たくなっている場合は死亡している可能性が高いです。

こちらもまずは事業所に連絡します。

焦って救急車を呼んでしまうヘルパーもいますが

訪問して明らかに死亡している場合は警察です。

しかし、これも状況によりますので、事業所に指示を仰ぎましょう。
またその場合は、極力利用者の体に触らない、家の物を触らないようにしましょう。

もしむやみに触っている場合は警察の事情聴取が長くなってしまいます。

第一発見者として取り扱われますので、怪しい動き、説明がつきにくい動きは極力しないことです。

第一発見者は事情聴取か長くなる可能性がありますので、もし予定を入れてるようであればキャンセルをしておいたほうが良いでしょう。

 

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利用者が倒れていた場合にヘルパーが行う状態観察のポイント

ひらめいた女性

 

ヘルパーとして最も失敗しやすいのは、緊急時に出くわして焦ってミスをしてしまうことです。

焦らないためにまずは、その状況に対して冷静に判断することです。

ポイントとしては、部位ごとに確認をすることです。

例えば、倒れている方に対しては、頭から順番に確認していきます。

受け答えははっきりと出来るのか、意識はあるのか、呼吸は乱れていないかなど顔周辺を観察します。

次に体に目を移して外傷がないかなどチェックを行います。

上から下にかけて順番にポイントだけをチェックしていくと意外な程冷静に判断できますので、もしパニックになりそうであれば試してみましょう。

 

ヘルパーの観察力を高めるためには普段から意識しておくことが大事になります。下記に観察に関する記事を貼っておきますので良かったら参考にしてみてください。

 

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緊急事態に焦らないためには事前準備をしっかり行うことが大事

リストメモ

 

ヘルパーが焦らずに緊急時の対応を行うためには事前準備が非常に大切になります。

事業所に連絡をして指示を仰ぐことも大切ですが、それだけ時間のロスもありますし、ある程度指示を仰がなくても自分で判断できる準備が大切になります。

 

緊急時マニュアルを作成しておく

緊急時にはどのような動きをすればいいのかマニュアルを作成しておくと良いでしょう。

事業所ごとに作成している場合がありますが、これは基本的な動きですので実際に現場にいるヘルパーには役立たないことが多いです。

その利用者によってどのような動きをすればいいのか、注意点などを紙に書いてマニュアルとして自宅に置いておくのが最も良いといえます。

 

研修をしておく

ヘルパーに対して緊急時の研修をしておくと良いです。事前に練習をしておくことによっていざという時にスムーズに動くことが出来るので、出来るだけ行うようにします。

救急車とのやり取りなどをロールプレイング形式で行うと良いです。

よく事業所として、資格を持ったヘルパーは緊急時の勉強もしていると思いがちですが、実際はそこまで詳しく勉強していませんし、しっかりと一から学んでもらった方がヘルパー自身も安心出来ます。

 

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まとめ

今回はヘルパーが利用者宅に訪問したら利用者が倒れていた場合の対応方法に関して解説しました。

訪問介護は基本的に利用者と1対1ですので、利用者が倒れていたら正直かなり焦ります。

私も新人の頃はめちゃくちゃパニックになった記憶があります。

訪問したら利用者が玄関で倒れていて亡くなっている・・・なんてことも訪問介護では起こりえます。

そんな時でもヘルパーは焦るわけにはいきません。対応しなければならないのです。

そのために知っておくべきことを今回は解説したつもりですので是非参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。