現役介護ヘルパーが訪問介護で感じたやりがいときつかった事を紹介。

 

 

どうも現役介護士のくらたろうです。

私は訪問介護でヘルパー、サービス提供責任者、管理者を8年経験し、3年前から独立し訪問介護事業立ち上げました。

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では本題です。

訪問介護では長年勤務している方もおり、勤続年数が10年以上、20年以上と長期間の方も少なくはありません。また、訪問介護を誇りに思い一生懸命働いている方もいます。

 

 

こういった方は訪問介護でやりがいを感じており、楽しく仕事が出来ているといえます。またきつかったことがあったとしても、しっかりと対策が出来て、いつまでも訪問介護の仕事を続けることが出来るのです。

 

今回は、

実際の訪問介護現場で起こった

  • やりがいに繋がる嬉しかったこと
  • きつかった出来事
  • その対策方法

などについてご紹介していきます。

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訪問介護でやりがいに繋がった嬉しいエピソード

ヘルパー 外出同行場面

訪問介護ではどのような嬉しいことがあり、その出来事がどのようにやりがいに繋がっていくのでしょうか?それぞれエピソードについてみていきましょう。

 

エピソード1 警戒心から他人が自宅に入る事を極端に嫌がるAさんとヘルパー

訪問介護で働くヘルパーは、高齢者のAさんの自宅で生活援助をすることになりました。Aさんは独居高齢者で身寄りがおらず、一人で生活をしています。最近では認知症が発症してしまって、掃除や洗濯、調理が満足にできず、自宅の中も汚くなってしまっています。

 

 

Aさんは認知症を発症してから随分と期間が経っていますが、なかなかサービスに入ることができませんでした。その理由としては、Aさんは他人が自宅に入ることを極端に嫌がっていたからです。

 

 

ヘルパーはAさんの自宅を訪れましたが、自宅に入ることは許されず仕事が出来ませんでした。

 

ヘルパーはサービス提供責任者に相談をして、毎日少しの時間が出来ればAさんのところに行ってまずは顔馴染みになるように指示をされました。

 

ヘルパーは本当にそれでAさんの自宅に入れるようになるのかと、半信半疑でしたが、サービス提供責任者が言う通り、時間が空けばAさんを訪ねるようになったのです。

 

 

Aさんは最初は警戒しており「早く帰って」「あんたに用はない」と嫌がられていましたが、何度も訪問しているうちに徐々に顔を覚えられるようになり、「またあんたか」と、「いつも気にかけてくれてありがとう」とまで言われるようになりました。

 

 

ヘルパーは最初は本当に信頼関係が築けるのか不安に感じることもありましたが、徐々にAさんが自分に対して警戒心を解いてくれるようになる過程が、とてもうれしく感じてやりがいに繋がりました。その後は問題なくサービスに入れるようになり、身の回りの整理が出来たAさんの認知症状も軽減されました。

 

エピソード2 進行性の難病を抱えたBさんとヘルパー

Bさんはまだ60代と若かったのですが、難病を発症して介護状態になってしまいました。

介護状態といっても、寝たきりや車いすなどではありません。徐々に筋力が低下してくる病気で、ヘルパーの支援を受けたのは細かい動作が必要な調理などに支援が必要だったからです。

 

 

Bさんは調理が好きだったので、ヘルパーには調理の一部支援を依頼していました。例えば、煮物の味付けはBさんが行いますが、切ったり、皮をむいたりなどはヘルパーが支援をしました。

ヘルパーはまだ20代と若く、Bさんも60代と若かったので親子のような関係性を築けたのです。

 

 

Bさんはヘルパーのことを「〇〇ちゃん」と呼び、「〇〇ちゃんは料理がまだまだだね、私が教えてあげよう」と色んなことをヘルパーに教えてくれました。非常に良い信頼関係が二人の間で生まれていたのです。

 

 

Bさんは進行性の難病でしたので、徐々にできることが少なくなってしまいましたが、話すことはできましたので、ヘルパーにしてもらいたいことを指示して身の回りのお世話をしてもらっていました。

 

 

Bさんは徐々に病気が進行して車いすの状態になりましたが、最後にヘルパーと外出をしたいという希望があったのです。

ヘルパーは事業所に相談をして、介護保険外のサービスとして一緒に外出をしてランチを食べに行くという企画を立てました。

 

 

ヘルパーとBさんは一緒に外出をして、とても楽しく一日を過ごしました。Bさんはとても満足しており、「本当に楽しかった、あなたと外出出来てとてもよかった」と言っていました。

 

 

その後Bさんは病気がさらに進行をして病院で亡くなりましたが、ヘルパーと一緒に楽しく過ごせたこと、いろんな料理を教えれたことは最後までにこやかに話していました。

 

 

ヘルパーはBさんが亡くなったことはとてもショックでした、しかし一緒に過ごして、良い信頼関係を築けたことはとてもやりがいに繋がって、Bさん以外の人でもきちんと支援をして、信頼関係を築くようにすることを心に誓いました。

 

 

嬉しかったことは、やはり高齢者との信頼関係が出来たことが多く、その経験をすると訪問介護でやりがいを感じます。

特に支援が難しい方や、親子や友人のように信頼関係が築けるとそのように思うことが多く、もし訪問介護でやりがいを感じたいのであれば、そういった関係性を意識しておくと良いかもしれません。

 

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訪問介護できつかった出来事と対策方法

 

訪問介護の仕事はやりがいもありますが、時にはきついと思うこともあります。しかし、それを乗り切る対策方法を知っていれば、それがやりがいに変わることもあります。

ここではきつかった出来事と対策方法についてエピソードでご紹介をしていきます。

 

エピソード1 簡単な家事もできない年齢の若いヘルパー

新人ヘルパーであるAさんは家事援助がうまくできなくて悩んでいました。

主婦を経験していれば多少は家事援助もできたかもしれませんが、Aさんはまだ20代と若く、主婦の経験がありませんでしたので家事援助をする知識や経験がなかったのです。

 

 

しかしAさんは訪問介護は昔からの憧れでしたので、頑張って続けたかったのです。しかし、ある時に利用者の方から「あなたは女性なのにそんなこともできないの」と言われたことがとてもショックでヘルパーを辞めようと悩んでしまいました。

その利用者が言う通り、なぜ女性なのに私はこんな簡単な家事もできないのかと、自分を責めるようになりました。

 

 

Aさんはやめるつもりで、サービス提供責任者の方に相談をするとあるアドバイスをもらいました。

それは、「Aさんはまだ若いから、利用者に聞きながらしてみてはどうかな?」というアドバイスでした。

 

 

Aさんはそのアドバイスを聞いて、利用者の方に聞きながらサービスをすることにしました。すると、利用者は「あなたは何もわからないみたいだから、私が教えてあげる」と言われて、家事援助の手ほどきを受けることが出来たのです。

すると、Aさんの家事援助は日に日にテキパキと出来るようになっていったのです。

長年家事をしていた利用者からの手ほどきは非常に効率的であり、分かりやすかったのでAさんは家事援助が苦手ではなくなりました。

 

 

出来ないこと、分からないことは、そのままサービスを行うとクレームに繋がる可能性があります。しかし、サービスを受ける利用者自身に聞くという方法もあるのです。

 

エピソード2 理不尽なクレームを言ってくる利用者とヘルパー

ヘルパーのBさんは、正社員として日々ヘルパー業務に励んでいました。ある日利用者の家族からクレームが入ったのです。Bさんが担当している利用者でしたので、Bさんはサービス提供責任者に呼び出されました。

クレームの内容としては、Bさんがきちんと業務をしていないということでした。話を詳しく聞くとこのような内容でした。

 

 

「ヘルパーさんが来ておじいちゃんのご飯を作ってくれるけれど、この前ついでに自分のご飯も作ってほしいといったら断られた。

私たちはお金を支払っているのになぜできないのか?」といったクレームです。

 

 

Bさんはそのクレームの内容がおかしいことはすぐにわかりました。

ヘルパーは基本的に本人が食べるものしか調理が出来ないのです。しかし、この家族からはそういったクレームが頻繁に入りBさんはストレスになっていました。

 

 

「こんなことが頻繁に続くなら辞めたい」と思っていました。Bさんは意を決めて、その家族に対して「何回も説明しているのに分かってもらえないのであれば、これ以上サービスに入ることが出来ません」と強く伝えたのです。

すると、家族も理解したのかこれ以上無理な要求をしてこなくなりました。

 

 

ヘルパーなどの福祉従事者は支援をする立場ですのでクレームを受けやすい対象になることがあります。しかし、出来ないことはできない、無理なものは無理と強く相手に伝えることによって、理不尽なクレームを乗り切ることもできます。

 

エピソード3 ヘルパーにセクハラをする利用者

ヘルパーのCさんは、ある利用者の対応に悩んでいました。その方は男性で女性のCさんにセクハラをするのです。

最初は冗談かと思い、Cさんもそこまで真剣には考えていませんでしたが、利用者がCさんの体に触るようになってからは自宅に行くことが怖くなってしまったのです。

 

 

しかし、まじめなCさんはそれではいけないと思い、一生懸命支援をしていましたが、限界がきてしまったのです。Cさんは、利用者から受けた言葉や行動を逐一メモをして、きちんと都度「やめてください」と伝えました。

しかし、それでも利用者のセクハラが止まりませんでしたのでサービス提供責任者に相談をすることにしました。

 

 

サービス提供責任者との面談では、今までされてきたことをしっかりと伝え、自分はやめてくださいと言ったが利用者が辞めなかったことも伝えました。

サービス提供責任者は事の重大さを認識してCさんをその利用者のサービスから外したのです。

 

 

利用者からヘルパーがセクハラを受けることはよくあることです。特に訪問介護の場合は自宅という閉ざされた空間でサービスを提供する環境であること、第三者の目がないことからセクハラが起きやすい状況であるといえます。

 

 

セクハラは女性ヘルパーからしてみれば、非常に嫌なことであり、それが原因でやめてしまうこともあります。

しかし、Cさんのようにセクハラに対してきちんと対応をすることによって、サービス提供責任者に配置換えを提案してもらうこともできます。

最もやってはいけないパターンとしては、明確に拒否をしないということです。

明確に拒否をしないと、セクハラがひどくなってしまうこともありますので注意が必要です。

 

このように辞めてしまいたいぐらい辛いことがあったとしても、対策方法はあります。一人で悩むと行き詰りますので、出来れば他の方に相談をしておくようにしましょうね。

 

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まとめ

実際に介護現場で起こったやりがいにつながるエピソードときつかったエピソードをご紹介しました。

訪問介護の現場では毎日のように様々な出来事が起こっています。今回のエピソードはほんの一例にすぎません。

ヘルパーの仕事に興味がある方は是非参考にしてみてくださいね!!

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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