重症心身障害者の介護の基本と関わり方のポイントを解説!!

 

 

 

どうも現役介護士のくらたろうです。

私は訪問介護でヘルパー、サービス提供責任者、管理者を8年経験し、3年前から独立し訪問介護事業立ち上げました。

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では本題です。

重症心身障がい者施設というと、どのような方が利用されているのかイメージしづらい人も多いかもしれません。

重症心身障がい者施設では、重度の知的障がいと肢体不自由が重複していて、医療的ケアを必要としている方が利用されています。

入所、通所、在宅とありますが今回は入所施設に関して解説していきます。

当サイト、ヘルパー会議室は在宅介護についての情報を記事にしておりましたが、今回は施設の中での事を記事にしてみました。

施設での様子を知ることも在宅に生かすことが出来ると思いますよ!

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重症心身障害者施設はどういう人が入所しているの?

 

 

入所している方は、年齢も障がいの程度も病気の重さも様々です。

年齢は乳児以外(乳児期は乳児院で生活します)の方がいるので、幼児から成人、高齢の方もいらっしゃいます。

障がいの程度も、比較的軽く会話をしたり歩ける方もいれば、聴覚、視覚がなく四肢麻痺があるような重度の方もいます。

知的障がい、肢体不自由に加え心臓に奇形があったりと内部にも重い障がいを持っている方も多く、常に心電図モニターで状態観察している方もいます。

 

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施設内ではどのような生活をしているの?

 

 

日常の過ごし方は、小学生から高校生の子供は、職員送迎で養護学校に通い、それ以外の方は週2~3回、2時間くらいのレクリエーション活動に参加します。

 

入所者を障がいの程度に合わせてグループを作り、軽度の方は参加型の音楽レク、重度の方はリラックス空間を作り音楽を聴く音楽レクを行います。

参加型の人には、クリスマス会等折々の行事で披露していただくことで、目標を持って取り組むことが出来ます。

重度の方も、流す音楽を反応に合わせ変えていく事で、何度も聴く中で特定の曲に感動して涙を流したりと音楽療法の効果も見られます。

それ以外にも1人1人個別にレクリエーションを対応しており、入所者は外出する機会がないので、外食をしたり、買い物に行ったり、アミューズメント施設に行ったりしています。

外出できる程の体力がない方には、施設内で個別に1人1人に合わせた楽しめる時間を提供しています。(調理実習等)

外出のない日も、屋上や敷地内などで気候の許す限り、外気浴を行っています。

リハビリ職員も多く在籍しており、リハビリの職員と介護職で連携し、日常の生活の中でもリハビリしている内容を取り入れています。

季節の行事では、入所されている方が主役になるようなプログラムを工夫しています。

 

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介護職員より看護師が多く配置されている

医療ケアが必要な方が入所されているので、介護職員より看護師の方が多く配置されていて、医師も常駐しています。

高齢者施設とは違い、重大な異変があった時にも介護士だけで対応するという事がないところに心強さはあります。

しかし、それだけ身体状態に配慮の必要な方の介護を行う事になるので、看護職のように医療行為をすることは出来ませんが、介護職も全員が持つ疾患、障害の理解や学習に努め、医療ケアの職種と手を取り合い、その上で如何に生活の中に楽しみを提供するか工夫していく事が大切です。

 

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重症心身障害者の介助の注意点とポイント

 

食事介助、排泄介助、更衣介助についての注意点とポイントを紹介します。

 

食事介助の注意点とポイント

食事介助は、栄養を補充する、食事を楽しむ事はもちろんですが、本人の機能や能力を維持出来るよう、適切な食事介助をする事が大切です。ただ食べてもらう事を優先して、介助者のペースでただスプーンを口に入れていると本人の残存能力が失われます。

重症心身障害の方は、唇を閉じたり、舌を適切に動かす事や飲み込むことが困難な方もいます。唇を閉じる介助が必要であったり、顎を閉じる介助が必要だったりと、食事介助の方法は1人1人正解が違います。

食事介助の基本を身につけた上で、1人1人にあった食事介助をしていきます。

 

誤嚥予防のために配慮する事

気管に食べ物が入っても、むせこむ反射がなく、そのまま誤嚥性肺炎となる方もいます。

姿勢が正しいか、一口分を飲み込める量で口に入れているか気を付け、むせやすい食品や飲み物にはとろみ剤を使う等して、誤嚥を防ぐ工夫が必要です。

昨日まで出来ていても出来なくなることもあるので、変化をよく観察する事も大切です。

 

排泄介助の注意点とポイント

排泄介助は、オムツを使用されている方が多いですが、日常的にオムツを使用していても、排泄の間隔のリズムがわかっている人は(食後に排便がある等)なるべくトイレ誘導を行い、トイレで排泄する機会を作る事も大切です。

 

トイレ誘導の効果

重症心身障がい者は運動量が少なく便秘になりがちですが、トイレに座る習慣をつける事で自然排便を促せる方もいます。

また、トイレ誘導でオムツが常に湿潤している状態から解放される事で、尿路感染症や、皮膚状態の悪化を防ぐ事が出来ます。

 

関節の可動域を意識する

オムツ交換では、拘縮のある方には無理に本来の体勢に戻そうとして関節を動かすと骨折する危険があります。

関節の動かせる範囲(関節可動域)は人によって様々で、私達がここまでなら動くだろうと思う範囲より可動域がはるかに狭い方もいます。

拘縮の強い方のオムツ交換をする時は、その人がどこまで関節を動かしてよいか、把握してから行います。

また、拘縮が進行しないように、オムツ交換等身体介助に入るたびに動かせる範囲で関節を動かしてほぐすことも大切です。

拘縮が進行しないよう、腋や手足の関節の拘縮のある箇所にクッションやバスタオルを挟む事も有効です。

 

更衣介助の注意点とポイント

更衣介助も同様で、拘縮のある方の腕や足を引っ張る時は、関節の可動域を把握し、慎重に介助を行います。また、片麻痺のある方の更衣介助は、脱ぐときは健康な方から、着るときは麻痺の方から(脱健着患)行います。

 

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重症心身障害者との関わり方のポイント

 

関わり方は、安心できる声掛けはもちろんですが、聴覚に障がいがあったり、知的障がいの理由から声かけの言葉が伝わらない方もいます。

そのような方は、関わる人の表情やしぐさや視線等から安心感や不安を感じ取ります。

そのような非言語的コミュニケーションでも、相手の方に安心感を与えられるよう、笑顔や乱暴でない動作を心掛ける事が大切です。

 

レクリエーション

医療ケアが多く、医療スタッフは医療的な関わりが多いので、介護士は利用者の方に生活の中で楽しみを提供する役割があります。

風船バレーのような体を動かすもの、音楽を聴いて体を動かすものは、楽しむのと同時に身体機能のリハビリ効果もありお勧めです。

楽しむというより気持ちを落ち着けるという効果で、暗くした部屋で、照明や香り(アロマ)や音楽でリラックス空間を作る、スヌーズレンというものもあります。

 

それぞれの障がいに合わせての関わり方の工夫

重症心身障がい者の方との1対1での関わり方は、前述のように年齢、障害の程度、病気の重さも様々なので、1人1人に合わせ、関わりも工夫や想像力が必要です。

好きな音楽だけでも、小学生の子と高齢者の方では全然違います。

 

視覚に障がいがある人には音で楽しめるものを(タンバリンや鈴)

聴覚に障がいのある人にはコミュニケーションは視覚から伝え、レクリエーションは体で振動を感じられるものが喜ばれます(バランスボールに頬をあててボールを叩く等)。

聴覚、視覚ともに障がいのある方は、触覚のコミュニケーションを使います。

 

色んな介助を始める前に、手を握ったり、肩に触れるというワンクッションを置くことで、いきなりオムツ交換をされる、いきなり服を脱がされるという不安を与えないで関わることが出来ます。

 

心臓に疾患があったり、障がいが重度の方は、遊んで関わることが最良ではなく、本人に負担をかけてしまう事もあります。(笑顔が見たいと関わっても、笑う度にチアノーゼを起こす等)

傍にただ寄り添う事も、その人に合わせた1つのコミュニケーションです。

自分の体調不良が訴えられず、自傷行為に表れる方もいます。睡眠不足だったり、他の部分の痛みを紛らわすための時もあります。

集団生活のストレスの時もあります。

自傷行為によるケガをしないように工夫しながら(自傷の箇所をガーゼ保護する等)、体が辛くて訴えているのか、心が辛くて訴えているのかよく観察し、不快なく生活出来るよう環境を整える事が大切です。

 

外気浴は効果大

外の空気を吸ったり日光に当たることで、抵抗力をつけ、骨を丈夫にする事が出来るので、頻繁な外出が難しくても1時間程度、屋外に出る外気浴を積極的に取り入れる事が望ましいです。

 

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重症心身障害者は若年性認知症の予防が重要

 

重症心身障がいの入所者は、40代や50代と早めの段階で認知症の症状が出てくる方もいます。

認知症の予防には、脳トレや日常の刺激が良いと言われますが、重症心身障がい者自身がそのように工夫する事は難しいです。介護で関わる人が日々、刺激を提供していく事が大切です。

レクリエーションに参加できないような重度の方でも、リラックス音楽で刺激を与えたり、指のマッサージをすることで脳を刺激する事が出来ます。

 

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まとめ

重症心身障がい者の介護は、全てにおいて介護の基本を身に着けた上で、目の前の人に合わせた工夫が求められます。

障がい、病気は日々少しずつ進行していきます。

昨日まで出来たのだから今日も出来るでしょうと強要する事は、障がい者本人を追い詰める事になります。

変化に合わせ介助方法も日々変えていき、それでも残存機能は維持出来るよう、出来ることは本人から奪わない介助が大切です。

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました!