どうも現役介護士のくらたろうです。
私は訪問介護でヘルパー、サービス提供責任者、管理者を8年経験し、3年前から独立し訪問介護事業立ち上げました。
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では本題です。
ヘルパーは、利用者の自宅に訪問して、掃除や洗濯、調理、買い物などの家事援助や入浴、排せつ、食事などの介助をする身体介護のサービスを提供する仕事になります。周りから見れば、一見『誰でもできる仕事』ですが、実際には『誰にでも出来ない仕事』です。
働き始めて「やっぱり向いてない・・・」と思う人もいます。
今回はどのような人がヘルパーに向いているの?という所を現役ヘルパーが解説します!!
当てはまっている人はヘルパーが天職かも?!
「こんな人はヘルパーに向いている」12選!!
ではさっそく見ていきましょう!
私、現役訪問介護職員が実際の色々なヘルパーさんに会ってきて感じた向いている人12選です!!
責任感がある人
訪問介護の仕事は、人に見られて評価されることが少ない仕事です。
なぜなら、利用者宅で利用者との1対1でのやり取りがほとんどであり、周りから見られることが少ないからです。
評価されるとすれば、利用者からの声と、利用者の身の回りの環境が以前よりも過ごしやすくなっているのかで評価されます。
そのため、責任感を持って介護を行う必要があるのです。
気長な人
利用者は若い人のように行動が早くありません。
動作や思考がゆっくりしている人が多いため、利用者のペースに合わせる必要があります。利用者のペースに合わせる=自立支援という評価もできます。
しかし、利用者に合わせてばかりでは、ヘルパーとして、やるべきことが時間内に出来なかったりするため、必要に応じてヘルパーが代行するなどの作業が必要になってきます。
人当たりが良い人
利用者はヘルパーに対して、過度な期待をしていることがあります。
「美味しいものを作ってくれる。」「きれいに掃除してくれる。」「全身を洗ってお風呂に入れてくれる。」と考えている人が少なからずいます。
しかし、ヘルパーが行う介護は、「全介助」ではありません。
すべてヘルパーが行ってしまっては、その人が自宅で過ごしてしまうための能力を奪ってしまう可能性があります。
その為、やんわりと断ることが出来、尚且つ、こちらの要望を伝えることが重要となります。
また、コミュニケーション能力が高くなくても大丈夫です。
無口であっても、利用者はしっかりとそのヘルパーの表情を見ます。ヘルパーが困っている表情をすれば、言わなくなることもあるので、人当たりの良さは重要になります。
自己管理が出来る人
ヘルパーは、利用者を一人一人担当して訪問することがあります。
理由は、その利用者との信頼関係を作りやすくすること、また、その利用者の自宅の状況を把握して対応が出来るようにすることです。
その為、風邪をひいて休み訪問を休んでしまうことがないようにしたり、寝不足で利用者宅への訪問時間に遅刻しないことが重要となります。当たり前の事かもしれませんが意外とできていない人も多かったりします。
聞き上手な人
しっかりと利用者の要望を聞き、その利用者が何を考え、どうして欲しいのか聞きだすことでその利用者のニーズを把握できます。
そのニーズをサービス提供に反映させることが必要になるので、利用者の話を根気よく聞くことが出来る人も必要です。
切り替えの早い人
ヘルパーは、1日に数件の利用者宅を訪問します。
その為、各々の利用者宅での対応が違いますしサービス内容も違います。
利用者宅で嫌なことがあっても次の利用者宅へは持ち込まないようにし、笑顔で次の利用者宅へ訪問する心構えが必要になってきます。
臨機応変に対応できる人
利用者宅は、『施設』ではありません。
なので、介護に必要な道具や行動が出来ないことが多くあります。
その利用者宅にある物で、どのような道具がその場で使う介護用品の代用品として使えるのか?
どのような動線、行動、態勢をとれば、介助がヘルパー、利用者ともに負担なく行うことが出来るのか?
を考え、提案する必要があるため臨機応変な対応が求められます。
体力のある人
介護職は体力勝負なところもあります。
生活援助であれば、2件3件と続いてもあまり苦にはなりませんが、入浴介助が2件3件と続けば、疲れてしまうことがあります。理由は、入浴介助はとても神経を使い、浴室が暑いからです。
利用者は浴室内では裸で過ごします。怪我をしないように十分に配慮する必要や、風邪をひかないように浴室内の温度を25度以上にあげておく必要もあります。
しかし、ヘルパーは服を着て介助をするので、当然暑くなります。
また、入浴後には利用者が体調不良を起こさないように細心の注意を払って、入浴介助を行っています。
力はなくても良いので、体力をつける必要があります。
観察力のある人
ヘルパーは、利用者の体調を確認する必要があります。
訪問した際に、体調確認を行い表情を見ます。
顔色が悪かったりしたときは、体温計や血圧計を使い測定し、数値が悪ければ事務所やご家族へ状況を報告します。
観察力は経験から養っていく物でもありますので最初から必要ではありませんので安心してくださいね。
素直・正直な人
利用者宅は、各々の家庭でルールがあります。
ヘルパーはその家のルールに沿って仕事をする必要があります。
自分流にすることで、余計なトラブルを起こさないように注意する必要があります。
ちょうど良い距離感を持つことが出来る人
利用者には家族がいます。必要以上にその利用者のことをしないように注意しましょう。
『あのヘルパーさんが来ているから大丈夫』と思われることは、ヘルパーにとっては、訪問介護の仕事が認められていると感じることが出来る部分です。
が、訪問介護で行う作業以上に行ったり、慣れてきてぞんざいな声掛けをしてしまえば、その利用者や家族からの信頼を失いかねません。適度な距離感をもって介護を提供するようにしましょう。
おおらかな人
介護の仕事は、『受容(受け入れること)』です。その人のあるがままを受け入れ、対応していくことが必要になります。
利用者は『物』ではありません。利用者のことを考え、利用者の想いを汲み取りながら、その利用者に合うように、また、望む形に在宅での生活が出来るようにしていく必要もあります。
まとめ
今回は「ヘルパーに向いている人12選!!」を解説しました。
- 責任感がある人
- 気長な人
- 人当たりが良い人
- 自己管理ができる人
- 聞き上手な人
- 臨機応変に対応できる人
- 切り替えの早い人
- 体力のある人
- 観察力のある人
- 素直、正直な人
- ちょうど良い距離感を保てる人
- おおらかな人
12選を解説してきましたが、すべてが当てはまっている人はあまりいないと思います。
ヘルパーの仕事をしていく中でそのようになっていく人も多くいます。
少しでも当てはまる所があれば、ヘルパーは資格が必要な仕事ですが一度やってみるのも良いかもしれません。
ちなみにヘルパーに向いてない人についても記事にしています。下記を参考にしてみてください!
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最後までお読みいただきありがとうございました!