訪問介護でパウチ交換は出来るのか?パウチについてのあれこれ。

 

訪問介護の利用者の中には、人工肛門を増設しパウチを付けている方もいます。

通常であれば排便をする際、肛門から排泄物を出しますが、何らかの理由によってが使えない場合、腸を腹部から出してそこから排泄をする方法があります。

この排泄物を受ける袋がパウチと言われるものです。

 

ここでは

 

  • 訪問介護でパウチ交換が出来るのか
  • パウチについてヘルパーが注意しないといけないこと

 

について解説していきます。

 

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パウチ交換は医療行為なので訪問介護ではできない

 

パウチ交換は基本的には医療行為となります。

そのため、ヘルパーがパウチを交換することは法律違反となりますので、絶対に行わないようにしておきましょう。

パウチ交換が出来るのは基本的には看護師のみとなります。

 

 

ただしヘルパーがパウチの中身を捨てることは可能

 

厚生労働省が発表した解釈通知(注1の4)にて医療行為ではないとする行為の一つとして

  • ストマ装具のパウチにたまった排泄物を捨てること。(肌に接着したパウチの取り替えを除く。)

と明記されています。

医師法第17条及び保健師助産師看護師法第31条の解釈について(通知)

上記に示した通り、訪問介護ではパウチにたまった排泄物を捨てることは可能です。

パウチは排世物をためる袋であり、中身がいっぱいになってしまえば排泄物をためることは出来ません。

いっぱいになる前に中身を処分する必要があります。

 

中身がいっぱいになってしまいますと、腸の中に便が溜まったままの状態になり体調不良や感染症を起こしてしまう可能性があります。

人によっては一日でいっぱいなることもありますので、定期的に処分をする必要があります。

 

 

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ヘルパーはパウチの捨て方を知っておきましょう!

 

パウチには様々な種類があります。

そのためここでは基本的な形のパウチの中身を処分する方法をご紹介していきます。

 

  1. まずパウチを捨てる前に必ず手の消毒及び手袋を着用するようにしましょう。
    手の消毒は利用者本人に菌を入れないため、手袋はヘルパーに感染させないためです。
  2. そしてパウチの状態を確認しましょう。袋が風船のように空気で満たされている時は、ゆっくりと袋を開けて空気を抜きます。イメージ的には最初に空気を抜いてから、後から便を出すというイメージです。
    この時に下痢便の場合は少しでも下に向けると外に出てしまいますので注意しておきましょう。
  3. パウチの中身をある程度出せば、次は袋を閉じていきます。袋を閉じる際は出来るだけ空気を抜いた状態で閉じようにしておきましょう。
    空気が入っていると、うまく排便が出来ずに腸に溜まってしまうことがあります。

 

 

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パウチをケアする際の注意点をチェック!

 

パウチ中身を捨てるということは、健常者にとっては排便と同じです。

パウチの中身を捨てる際の注意点としては、どのようなことがあるのでしょうか?

 

 

便の形状等を確認する

パウチの中に便がありますので、まずは便の形状などを確認するようにしましょう。

固いのか、柔らかいのか、普通なのかなどチェックしていきます。

また色などについても確認が必要です。

赤い血が混ざっている場合は肛門付近で出血している可能性がありますし、黒い便の場合はや胃で出血している場合もありますので注意しておきましょう。

 

ヘルパーとして観察は非常に大切なことです。しかし、中には観察は難しい、何を見て良いのかわからないというケースも多いかと思います。

そういう時は、日頃からの便をしっかりと見ておくと異常を発見しやすいです。

健康の際の便を覚えておくことによって、異常があればすぐに発見することが出来ます。

しっかりと確認するようにしましょう。

 

 

パウチが外れている場合

パウチが外れてしまっている場合はどのように対応すべきでしょうか、最も適切な方法としては看護師や医師に連絡をすることです。

訪問介護を使っているのであればケアマネジャーが付いていますのでケアマネジャーに連絡をしても良いでしょう。

また、看護師や医師がすぐに来れない場合が大半だと思いますので、応急的に出来る処置についてご紹介していきます。

全て外れてしまっている場合は、肛門の周りをオムツでくるみ便が漏れないようにしましょう

その際、オムツは肛門に触れないように注意しておきましょう。

まだパウチが半分度付いている場合ならパウチが外れないように上からオムツなどで、優しくつつむようにしましょう。

 

排便が無い場合

人工肛門の場合は力むということがしにくく、排便が無い場合は早急に対応をしなければいけません。

場合によっては便が詰まってしまい気分不良や嘔吐などが起きる可能性があるからです。

2.3日排池が確認できない場合は、医師や看護師などに相談をして処置をしてもらうことをお勧めします。

 

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まとめ

パウチは自力で排泄が出来ない方にとっては非常にありがたいものですが、その交換等は医療行為となりますのでヘルパーは基本的には行ってはいけません。

中身の破棄のみを行えると覚えておきましょう。

また中身を破棄する際に注意したい事や便の観察、利用者の観察など、いつもと違うと思った際は早急に医療従事者に繋くようにしましょう。

在宅でストマを留置している方は、数としては非常に少ないですが確実にいます。

ストマは危険なものではありませんので、しっかりと知識を付けて適切に対処できるようにしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!少しでも参考になれば幸いです。

ヘルパー / サービス提供責任者
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