【5分でわかる】訪問介護の「生活援助」とは?サービス内容や算定要件を解説

訪問介護の生活援助。サービス内容と算定要件

 

生活援助って料理したり掃除したりするんだよね・・・?

 

なんとなくは分かっているけど・・・

生活援助の具体的な内容をまとめてる記事があると助かる。

 

 

ですよね。

生活援助と言われても詳しいところまでは知らない人も多いです。

 

 

てことで今回は、

現役サ責のわたしが訪問介護の生活援助について具体的なサービス内容から算定要件などの制度面も解説していきます!

 

 

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本記事の信頼性
  • 介護業界11年目のちょいベテランで現役の管理者兼サービス提供責任者が執筆しています。
  • 保有資格:ヘルパー2級、基礎研修、社会福祉士、同行援護、全身性ガイドヘルパー、ほか
  • 制度などの解説記事は「厚生労働省の一次情報」をもとにしています。

 

そもそも訪問介護の生活援助って?

生活援助を行ってるヘルパー

(※画像にある窓ふきはヘルパーはできませんのでご注意ください。)

 

訪問介護の生活援助では日常生活の援助を中心としたサービス提供を行います。

サービス区分を正確に言うと「生活援助中心型」といいます。

 

日常生活の援助とは、掃除や洗濯、調理などを指しますが、利用者の身体に触れたり、利用者と一緒に掃除や洗濯をしたりすることは身体介護になるため、生活援助とはされていません。

生活援助は本人の代行として支援を行うことが基本となります。

 

 

生活援助中心型の具体的なサービス内容

日常生活の援助を中心としていますが、なんでも行えるわけではありません。

援助がなければ日常生活を営むことに支障が生ずる内容のみ生活援助中心型として算定することができ、その内容は厚生労働省にて定められています。

 

生活援助のサービス内容
生活援助では一般的な調理・配下膳、掃除、洗濯、買い物代行、薬の受け取りなどを提供します。
具体的に見ていきましょう!

 

 

一般的な調理、配下膳

利用者の朝食・昼食・夕食を必要に応じて調理し提供します。

「自分に調理ができるか心配・・・」と思われるかもしれませんが

基本的な調理が出来れば問題ありません。

ホームヘルパーは料理人ではありませんので、煮物やみそ汁、炒め物など一般的な料理ができれば良いです。

また高齢者は薄味や柔らかいものを好みとしている方も多いですので、利用者の健康も考慮した食べやすいものを作るようにしましょう。

 

調理について下記で深掘りしてますので合わせてどうぞ。

>> 訪問介護って『料理スキル』は必須?ヘルパーが注意したい11個のポイント

 

 

掃除

掃除では

  • 居室内の掃除機掛け、拭き掃除
  • トイレ掃除
  • 風呂掃除
  • ゴミ捨て

などが一般的です。

よくあるパターンとしては、足が悪く床掃除が出来ないのでヘルパーに頼んでいる、重いものが持てないのでヘルパーに頼んでいるといったことがあります。

 

また利用者によって掃除の仕方が異なりますので、それぞれの家庭に適した形で行っていく必要があります。

>> ヘルパー業務の一つ「風呂掃除」を効率的に行う方法。

 

 

洗濯

洗濯は洗濯機が行ってくれますので、ヘルパーが主に行うのは洗濯干しと取り込み、洗濯物たたみになります。

洗濯にかかる時間はそこまでありませんので、掃除とセットになっていたり調理とセットになることも多いです。

例えば

訪問→洗濯を回す→掃除→調理→洗濯を干す

のように段取りを組みながらサービスを進めていきます。

洗濯はそこまで技術が必要なことがありませんので、ヘルパー初心者の方が初めて入ることが多いといえます。

 

他にも、コインランドリーで洗濯をおこなう場合もあります。

下記で注意点など詳しく解説してますのでご参考ください。

>> ヘルパーはコインランドリーを上手く活用しよう!注意点も解説します。

 

 

買い物代行

利用者の必要な日常品をホームヘルパーが買いに行きます。利用者によっては「こだわりの銘柄」があることもありますので事前にメモをとって間違いのないように買い物をします。

また買い物代行は近隣にスーパーがある場合、遠くのスーパーに行くことはできないことや、購入できないものがあったりしますので注意が必要です。

 

下記で詳しく解説してますので良かったら参考にしてみてください。

>> 買い物代行で「買っていいもの」と「買ってはいけないもの」。注意すべき4つのこと。

 

 

薬の受け取り

受診の代理はできませんが、処方薬の受け取りのみを生活援助で行うことができます。

 

下記でより詳しく注意点などを解説してますので参考にしてみてください。

>> 訪問介護で「薬の受け取り」は可能?

 

 

そのほかの支援

その他には、ベッドメイク(シーツ交換)や衣服の整理、被服の補修などの支援も生活援助として行います。

 

また、季節の衣替えも行うことがあります。下記で詳しく解説してますので参考にしてみてください。

>> 訪問介護で「衣替え」を行うことは可能?家事援助の注意点。

 

 

生活援助で「できないこと」

生活援助として支援できないことは下記のとおりです。

  1. 日常生活に支障が生じない内容
  2. 本人に直接関係のないこと
  3. 日常的な家事の範囲を超えている内容

 

例えば草むしり、部屋の模様替え、ペットの世話、家族の服の洗濯、手の込んだ料理、窓ふきなどは不可とされています。

 

下記でより詳しく解説してますので参考にしてみてください。

>> 【すべて分かる】訪問介護の「できること」「できないこと」生活援助の範囲をQ&A解説

 

 

生活援助中心型の算定要件とは?

生活援助の算定要件

 

生活援助中心型は利用者にとって生活の支えとして重要な支援ではありますが、訪問介護として算定するには要件があります。

条件に満たない場合は生活援助中心型を算定することができないので、必ず確認するようにしましょう。

 

 

利用者が独居であることが前提

生活援助中心型を算定するには、独居であることが前提となっているため、家族と同居している場合は原則として算定することができません。

 

同居の家族がいる場合は3つの要件のいずれかに当てはまる方

独居を原則としていますが家族と同居している場合でも以下の3つの要件のいずれかに当てはまる場合は算定することができるようになります。

 

  1. 障害がある
  2. 疾病がある
  3. その他やむを得ない理由がある

 

これらの理由により同居の家族が家事等を行えない場合は、生活援助中心型として算定することが可能となります。

1と2はイメージがつきやすいと思いますが、3はわかりにくいので例をあげておきます。

例えば

一緒に住んでいるものの家族関係が悪く、家族の支援が困難である状況

家族が出張など家を空けなければいけない

などの理由があり、支援が困難な場合が想定されます。

 

下記でより詳しく解説してますので参考にしてみてください。

>>生活援助で「同居家族」がいる場合の取り扱いについて

 

居宅サービス計画に理由を記載しなければならない

前述した要件を満たしている場合は算定することが可能ですが

生活援助の必要性を十分に検討したうえで、居宅サービス計画に理由を記載しなければなりません。

 

居宅サービス計画に理由を記載するのはケアマネージャーの役割ですが、訪問介護も居宅サービス計画に基づいて訪問介護計画書を作成する以上、把握しておく必要があります。

 

居宅サービス計画や訪問介護計画書に算定する理由が記載されていない場合は、実地指導で指摘をされる要因にもなります

 

例えば、身体4生活2などサービスが混在している場合も「身体介護中心型サービスの後に生活援助中心型サービスを提供する」ため、理由を記載する必要があります。

 

まとめ

今回は訪問介護の生活援助について解説しました。

また当サイトではホームヘルパー・サービス提供責任者の初心者向けに業務マニュアルを無料で公開しています。

良かったら下記から参考にしてみてください!

※ホームヘルパー向けはこちら

※サービス提供責任者向けはこちら

 

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