訪問介護サービスで「包丁研ぎ」は可能なのか?

訪問介護 包丁研ぎは算定できるのか?

 

訪問介護のヘルパーがサービスとしてやっていいことと、やってはいけないことに関して、迷うことがありますよね。

1人暮らしの利用者、または高齢者世帯のご家族などから「ちょっと包丁の切れ味が悪くなってしまって、ヘルパーさん包丁研いでよ」とお願いされる場合も少なくありません。

 

今回は生活援助で、利用者からお願いされる可能性がある「包丁研ぎ」の場合はどうなのか解説していきます!ぜひ参考にしてみてください!

 

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訪問介護サービスで「包丁研ぎ」を行ってもよいのか?

?と思っている女性

 

結論からいうと、原則、包丁研ぎは行ってはいけません

訪問介護における「生活援助」の考え方として、「利用者が日常生活を営むことを支援するサービス」と位置づけされているので、利用者が日常生活を行ううえで差支えが出てきてしまう、いわゆる切迫していなければなりません。

利用者が尊厳を持ちながら、安心安全に在宅生活ができるためのサポートをするのが、訪問介護の役割になるので、それを当てはめると、包丁研ぎは、日常生活を行ううえでの差支えはあまりありません

 

サービス中に時間が余ってしまった場合など、包丁研ぎを簡単に行うことは正直可能ですが、1度引き受けてしますと、利用者は「ヘルパーさんにお願いをすればやってくれるんだ」と、何度もお願いをするようになります。

他のヘルパーや他の事業所が入った場合など、「あの人はやってくれた」とトラブルのもとになる可能性があるので気をつけましょう。

 

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ヘルパーが利用者から包丁研ぎをお願いされたら・・・

野菜を切っている女性

 

利用者は介護保険制度や、訪問介護のルールをあまり理解していないケースがほとんどです。

悪気があってお願いをすることはありませんが、お願いをされた場合、基本的には断らなければなりません。

このとき、一方的に断るのではなく、代替案を用意するなどいくつか引き出しを持っておきましょう。

 

ヘルパーでできないことを伝え、自費サービスでなら可能と伝える

ほとんどの訪問介護の事業所では、自費サービスを行っていますので、介護保険でできないことを丁寧に説明したうえで、自費サービスであれば時間をかけて行えることを伝えましょう。

注意点としては、必ずサービス提供責任者に報告しましょう。

金銭に関わってきますので、事務所が把握していること、利用者さんの担当ケアマネジャーが知っていないと、トラブルのもとになる可能性があります。

 

自費のサービスがない、または事業所の自費サービスが高額だと言われた場合

昨今、シルバーサービスが、安価で自費サービスを行っており、包丁研ぎも対応可能です。

または、地域の社会福祉協議会でも安く自費サービスを行っているので、介護保険で行えない、自分の事業所でも行えない場合は、提案してみることもひとつの手です。

 

注意点としては、外部の提案になるので、ヘルパーがその場で提案するのではなく、サービス提供責任者、または担当ケアマネージャーから話してもらうことが健全でしょう。

 

包丁研ぎをお願いされないように日頃から研いでおく

包丁研ぎはできないと言ってきましたが、じつはグレーゾーンだとも言われており、包丁で具材を切れない場合、ヘルパーが対応可能な「調理」に支障をきたしてしまうため、解釈の仕方によっては「包丁研ぎ」も必要になる場合があります。

国から具体的に「包丁研ぎはやってはいけない」などどこにも明記されていないのです

ですが、包丁研ぎを介護保険サービスとして行うことは、多くの自治体では「やってはいけないこと」だと事業所も認識しているため、日頃から茶碗の底やアルミホイルなどで、軽く研ぐ程度であれば、行っている事業所もあります。

ただ、勝手にやるのではなく利用者に説明と同意はとるようにしましょう。

 

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自治体によって解釈も違ってくるので、注意が必要

車いす

 

生活援助におけるルールは、国がおおざっぱに明記しているため、自治体によっても解釈の仕方が若干変わっています。

包丁研ぎひとつにしても、利用者さんが本当に必要な状況なのであれば、「介護保険でやってはいけないんです!」と最初から否定するのではなく、「一度持ち帰らせてください」と自治体に対応方法を確認することも一つの手です。

自治体からの回答であれば基本的に間違いではありませんし、大きなトラブルが避けられます。

 

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まとめ

包丁研ぎを含めた「生活援助のルール」は、本当に曖昧で、事業者側も判断に困りますよね。

国が事細かくルールを明記してくれればいいのですが、そうではありませんので、「これはやっていいのかな?」と判断に迷った場合は、自己判断ではなく必ず事業所や自治体に確認をとるようにしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。

 

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