こんにちは。
訪問介護事業所を運営しています。
まず前提として総合事業者は市町村が主体となっている事業なので、地域性がかなり強く、一概に答えを示せるものではないことをご理解ください。
その上で説明しますね。
ゆっきーさんが仰っている総合事業のA2、A3、A4はサービスコードの事だと考えられますが
A2・・・サービス内容は国が定めたもの。単位数や地域単価は市町村が決めるもの
A3・・・サービス内容、単位数、地域単価は市町村が決めるもので負担額は定率
A4・・・サービス内容、単位数、地域単価は市町村が決めるもので負担額は定額
と言った違いがあります。
ここからが本題です。
前述のとおり、総合事業は地域性があるため、上記サービスコードに該当するサービスは市町村によって異なります。
例えばA2を介護予防型サービス(従来型)と生活支援型(基準緩和型)を定めている地域もあれば、A3に生活援助型(基準緩和型)や給付制限のある利用者向けに設定していたりもします。
A4については市町村独自サービスを設定している地域が多いです。大阪市であれば「住民の助け合いによる生活支援活動事業」、千葉県松戸市では訪問型元気応援サービス等が該当します。
もっと言うと、A3・A4のサービスコードを定めていない市町村もあるぐらいです。
こんな感じで、かなり難解ですが、たいていの訪問介護事業所ではA2もしくはA3しか使わないとは思います。
ちなみに私の地域では、A2に介護予防型と生活支援型が該当しますのでA2でしか請求をあげたことはないです。
>>どういう流れでどんな状況で振り分けられるのかなど、どなたか教えていただけないでしょうか?もしくはそれについてわかりやすく解説したページなどもあれば併せてご教示いただければ幸いです。
これについては、総合事業は、全25項目からなる基本チェックリストをもとに市町村がどのサービスに該当するのかを判断し振り分ける感じですね。
チェックリストについては下記を参考にしてください。
https://www.tyojyu.or.jp/net/kaigo-seido/chiiki-shien/kihonchekkurisuto.html
答えになっていないようで申し訳ないのですが、総合事業は冒頭で説明したとおり、地域性があるため詳しく解説したくてもできないのです。
なのでゆっきーさんの地域の自治体に問い合わせてみるのが一番良いかなと思います。