すのぅさん、こんばんは。
>>買い物のついでに、途中のお弁当屋さんに電話で注文しておくから、ついでに受け取って欲しいと言われました。
とのこと。要するに2か所の店舗への買い物代行が可能かどうかと同義だと思われ、それについて私見を述べます。
まず、前提として買い物代行において2か所以上の店舗を利用可能かどうかについては明文化されていませんので、YES・NOをここでお答えすることは残念ながらできません。
こういうケースは自治体によっても、利用者個々の状況や状態によっても保険給付の対象となるか否かが変わります。
また道中のお弁当屋さんとのことで、買い物のついでにちょっと寄る程度、おそらく5分もかからない程度の手間だと推測されますので、普通に提供している事業所も多いとは思います。
ただ一般論で言えば、2か所以上の店舗へ買い物代行するには、同一の店舗で日常生活品を揃えることができない場合であるとするのが基本です。(例えばスーパーAでは食品を購入しドラックストアで日用品を購入する場合など。)
なので基本的に、1つの店舗で揃うものを「安いから」や「こっちの方がおいしいから」といった理由で2か所の店舗を利用することはできません。
で、話を戻し、今回のケースで買い物にいく店舗がスーパーなのであれば、お弁当屋さんに寄らずともスーパーで弁当を購入できます。また、そのお弁当屋さんの弁当でなければならない理由もおそらくないと思われ、加えて、希望時に買い物代行をしているということは、本人自ら買い物に行く、あるいは弁当を取りに行くことも可能だと推測できます。
したがって、厳密に判断すれば生活援助の範囲外(保険給付の対象外)と考えるのが妥当ではないでしょうか。
続いて、利用者への説明方法について。
利用者へ「できない」と率直に伝えると融通がきかないなどと気分を害されトラブルに発展しかねません。また今後サービスに入るヘルパーも気まずくなってしまいます。
こういう時は、基本、役所のせいにして怒りや不満の感情をヘルパーから逸らすのが一番良いです。
まずは、所轄の自治体の運営指導課へ連絡し、生活援助の対象として良いかを確認してみてください。
算定対象になると言われたのであれば、買い物のついでにお弁当屋さんに寄れば良いですし、算定対象外と言われたのであれば「買い物の途中でお弁当屋さんに寄ってほしいとおしゃっていた件ですが、恐れ入りますが役所からダメだと言われてしまいまして…私たちも本当は行いたいのですが、役所には逆らえませんでして…」的な感じで役所を共通の敵に見立てて伝えると良いかと。
また「なんで役所にいちいち確認するんだ、黙ってたら分からないじゃないか」的なことを言われたら「おっしゃる通りなのですが、定期的に役所から事業所に調査が入ることになっておりまして、もしその時に不正がバレてしまうと最悪の場合、○○さんの所に来れなくなってしまうかもしれないんです。それだけは避けねばと先に確認した次第です…」的な感じで情に訴えかけます。
長文になってしまいすみません。以上です。参考になれば幸いです。