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生活保護受給者の方への請求は、「介護券」という書面が必要になります。
生活保護には計8つの扶助があり、このうち介護扶助を受けるために必要な書類が介護券です。よく生活保護受給者が病院にかかるときに医療券という書類を発行してもらうかと思いますが、これは医療扶助を受けるためのものであり、介護券は医療券の介護バージョンみたいなものですね。
この介護券は、ケアマネが福祉事務所や生活保護課(福祉課)にケアプラン等を提出することで、訪問介護事業所側に自動的に送られてきます。ですので、基本的に訪問介護側からはとくに何もする必要はありません。
給付費の請求については、役所から介護券が届いたら記載されている「公費負担者番号」と「公費受給者番号」等を請求ソフトなどに入力して介護給付費請求・明細書を作成します。あとは通常どおり、他の方と同様に国保連へ伝送する流れでOKです。
なお、介護券は毎月発行されるものですので、毎月役所から届いたら内容を確認して保管しておいてください。(たまに番号が変わることがありますので毎月必ず確認しておきましょう)
まだ事業所に介護券が届いていない場合は、福祉事務所や保護課にこちらから問い合わせます。利用者に言っても意味が分かりませんので役所に連絡してみましょう。
ちなみに新規利用者の場合は、介護券の発行・到着が遅れることがままあり、初回の請求に間に合わないケースも結構あります。
介護券の発行が遅れている原因が、役所内での手続き上の問題であれば待つしかありません。ケアマネがケアプラン等を提出していないなどが原因であれば、ケアマネに連絡を入れてください!