あっなるほど。そういうことでしたか。
>>ご説明ですと、①→②→③…と時系列で報告と指示が繋がっているという意味なんですね。
その通りです。特定事業所加算の「指示・報告」はサービス提供ごとに行いますので、サ責が指示を出してからヘルパーがサービスを提供する、そしてサービス提供後にヘルパーからサ責へ報告を上げる、を永遠に繰り返すイメージです。
例えば、
①のサービス時に「利用者から『今日は身体が少しだるい』と訴えがありました。本人曰く『風邪気味かな』との事。KT35.8と熱発はないものの、倦怠感があるようです。食欲もあまりなく、主食3割、副食2割程度召し上がっています。」的な報告が①のヘルパーからあったなら
↓
②のヘルパーへ「今朝のサービス時に倦怠感の訴えがあり、風邪気味との事です。今朝時点ではKT35.8と平熱でしたが、サービス時に検温と状態観察をお願いします。また食欲もないようなので、おかゆ等消化の良いものを提供してください。」的な感じの指示をサ責が出します。そして
↓
②のサービス時に「KT36.3で、身体のだるさも少しマシになったとの事でした。食事は○○と○○を提供し、ほぼ完食されています。」的な報告が②のヘルパーからあったなら
↓
③のヘルパーへ「今朝から身体の倦怠感の訴えあり、現在は軽減されていますが、様子観察と検温をお願いします。」的な指示をサ責が出します。そして
↓
④のサービス時に・・・
みたいなイメージで指示・報告を繰り返していきます。
またサービス回数が多い利用者や、状態変化がない利用者の場合、どうしても「特変なし」の指示を乱発しがちですが、これはNGなので注意してくださいね。ただ、「特に変化がなかった」ということ自体は必要な情報です。なので、「特変なし」を使ってはいけないというわけではなく、過度に使用しすぎないようにしましょうってことだと解釈してください。