移動支援のサービス実施記録で押さえておきたい3つのポイントと記載例を解説

移動支援のサービス実施記録

 

移動支援サービスも他の障害福祉サービスと同様にサービス実施記録を残しておく必要があります。

ですが、移動支援は長時間のサービスになることも多く、どのように記録を書いて良いか分からない・・・

といった声をよく耳にします。

また実地指導時にも移動支援の実施記録は細かいところまでチェックされるため十分な注意が必要です。

 

そこで今回は移動支援サービスの実施記録で押さえておきたいポイントを3つに分けて正しい書き方を解説します!記載例も載せておきますのでぜひ参考にしてみてくださいね!

 

 

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本記事の信頼性
  • 介護業界11年目のちょいベテランで現役の管理者兼サービス提供責任者が執筆しています。
  • 保有資格:ヘルパー2級、基礎研修、社会福祉士、同行援護、全身性ガイドヘルパー、ほか
  • 制度などの解説記事は「厚生労働省の一次情報」をもとにしています。

 

移動支援のサービス実施記録で押さえておきたい3のポイントと記載例

訪問介護記録

 

移動支援サービスでは、日々の活動記録としてサービス実施記録により詳細なサービス時の記録を残しておく必要があります。

冒頭でも触れましたが、記録の不備は実地指導の際に指導されることや、最悪の場合、事業所指定の取り消しもありえますので十分な注意しておきましょう。

では実際に詳細な記録はどのような書き方をすればよいのでしょうか。

ポイントは

  1. 提供時間のタイムテーブルと移動手段を正確にかく
  2. 外出先も正確にかく
  3. 支援内容を具体的にかく

 

の3つになります。それぞれ見ていきましょう!

 

 

ポイント①「提供時間のタイムテーブル」と「移動手段」を正確に書こう

移動支援の請求ルールとして、支援提供時間内の動きについて正確に記載を行わなければなりません。

 

「始点」と「終点」を明確に

まず、一日の流れを記述する際には「始点」と「終点」を明確に記載しなければなりません。この時点でルールに沿っていない場合や、そもそも記述がない場合は指導対象になります。(地域によっては受理すらされません)

 

経路を正確に書く

例としてですが

「9:00事業所出発(徒歩)→9:10○○駅にて乗車→9:30××駅降車→9:40△停より市バスに乗車」

という具合にどの時間にどのような交通手段を用いて移動したかを正確に書かなければなりません。

移動支援のルールとして、原則車両の使用が禁止されている事と、どのような公共交通機関を利用したかを明記しなければならないからです。

 

自治体によっては、車両の使用を認めているところもありますが、基本的には車両を使用している時間帯は算定対象外とされています。

 

 

ポイント② 移動手段だけではなく、「外出先」も正確に記載する

移動支援の請求において、必要な記述はタイムスケジュールと移動手段だけではありません。

どのような目的で、どのような場所に行ったのかも正確に記載する必要があります。

 

目的地でどのような支援を行ったのかも正確に記載する

例えば、水族館に行く目的があり、途中で昼食を別の場所でとったとするのであれば

「12:00○○屋で食事→13:00××水族館(徒歩で移動)」

という風に記述します。

 

 

ポイント③ 支援内容を「具体的」に記載する

自治体によってフォーマットは変わりますが、一日の中でのまとめとして「歩行介助、食事介助、金銭管理を行った」という風な記述でも良いとされている自治体もあれば、時系列事に細かく記述を行わなければならない自治体もあります。

もし記載方法に不安があるのであれば自治体に確認をしましょう。

 

所見も記載しておくと尚良い

サービスを提供している中で、利用者がどのような様子で過ごされていたのか、もし、不安定な様子があったのなら、その時の様子や原因の考察も記載するようにしましょう。

 

 

実際に一日のサービス記録の「記載例」を紹介

ここまでの解説を繋げて、実際に記載例を作ってみます。

 

○○ □□さん 利用時間 10:00~15:25

【一日の流れ】

10:00自宅を出発(徒歩)→10:10○○駅より乗車→10:40△駅降車→10:50△駅よりタクシーに乗車→11:30タクシー降車(○○ラーメン前にて)→11:30○○ラーメンにて昼食→12:00徒歩で○○パークに移動→12:10○○パーク到着→14:00○○パークよりタクシーに乗車→14:30△駅到着→14:45△駅より乗車→15:15○○駅降車→15:25自宅へ帰宅、移動支援終了。

【所見】

出発時から表情も良く、本日の外出を楽しみにされている様子だった。

電車に乗っている際も、他の乗客もいたが、落ち着いて座っている事ができた。

タクシーの乗車中に2回ほど発作があったものの、2回とも10秒程で落ち着いている。

昼食は○○さんが希望されていたラーメンを食べ、嬉しそうにされていた。発作の影響もない様子。

○○パークではのんびりと池を泳ぐカモを眺めて楽しそうされていた。

また、リスに対しての餌やりにも参加されており、こちらも楽しそうにされていた。

帰りの道中では発作もなく、最後まで明るい表情で帰宅されている。

【具体的支援内容】

・金銭管理(各支払い)

・食事介助(○○ラーメンにて)

・歩行介助(てんかん発作の危険がある為、常時必要)

・排泄介助

 

このように、当日の支援開始から、動線と目的地を明確に記載し、どのような様子であったかと具体的支援内容を誰が見てもわかるように記載します。

 

まとめ 

今回は移動支援のサービス実施記録の正しい書き方を3つのポイントに分けて解説しました。

ポイントは

  1. 提供時間のタイムテーブルと移動手段を正確にかく
  2. 外出先も正確にかく
  3. 支援内容を具体的にかく

 

でした。ぜひ今回の事を参考に記録を書いてみてくださいね!

 

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この機会に下記からチェックしておきましょう!

 

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