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訪問介護の登録ヘルパーは一番儲かる仕事。稼ぐために必要な5つのポイント。

 

世間一般での訪問介護職のイメージは、精神的、身体的にキツくて給料が安い、という印象が強いようです。

確かにそういった側面もあると思います。

ですが中には月40万円以上も稼ぐ介護職も存在しています。

その一つが訪問介護の登録ヘルパーです。

事実、私の訪問介護事業所でも40万円以上稼いでいる登録ヘルパーがいます。

せっかく訪問介護の仕事をするなら収入をアップする方法も知っておきたいですよね。

 

そこで今回は

 

  • どうすれば自分の希望にあった金額の収入が得られるのか
  • 高収入の登録ヘルパーになるための秘訣

 

を具体的に見ていきましょう!

 

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この記事を書いた人

ヘルパー会議室編集部

くらたろう

30代男性。大阪府在住。東証一部上場企業が運営する訪問介護事業所に3年従事し、独立。事業所の立ち上げも経験。訪問介護の経験は11年目、現在も介護現場に自ら出つつサービス提供責任者として従事している。ヘルパー・サ責の学ぶ機会が少ないことに懸念を抱き、2018年に訪問介護特化型ポータルサイト「ヘルパー会議室」を設立。

【保有資格】 訪問介護員2級養成研修課程修了/介護職員基礎研修修了/社会福祉士/全身性ガイドヘルパー/同行援護従業者養成研修修了  
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「訪問介護で儲ける!」登録ヘルパーで高収入を得るための方法

 

登録ヘルパーという働き方は、収入面で不安定になりやすいように思う人もいると思います。

  • 利用者が急に入院して、ケアの数が急に減った・・・
  • 事業所に登録したは良いが仕事が無い・・・

このような理由が収入が安定しないと考えられる部分でしょう。

ですが、実はしっかり収入をアップさせて働ける方法がいくつかあります。

高収入を目指せるように、その方法を一緒に見ていきましょうね!

 

 

①まず勤務時間を時給割増時間帯に多く設定する

訪問介護には早朝・夜間・深夜加算という加算があります。

  • 早朝午前6時~午前8時(25%加算)
  • 夜間午後6時~午後10時(25%加算)
  • 深夜午後10時~午前6時(50%加算)

 

といったように加算が設けられており、登録ヘルパーも上記時間帯のサービスに訪問すると給与が同じように25%~50%増になります。

さらに早朝・夜間・深夜の仕事は身体介護が中心になる為、さらに高単価の仕事になります。

 

例えば

私の訪問介護事業所であれば、身体介護1時間1800円としているので

7時~8時の身体1時間サービスの仕事をすると25%加算がある為

1回2250円になります。

かなりの高単価ですね。

 

また深夜の訪問になると時給は大幅に高くなるため、可能な範囲でライフスタイルにあわせて検討してみましょう。

最初からいきなり厳しいかもしれませんが、楽して高収入を得られることはありません。

 

また土日祝に働いてくれるヘルパーも重宝されます。

ヘルパーは、子供が小さいなどの理由で土日や年末年始に人手不足に悩む事業所も多いです。

また、事業所によって土日祝日や年末年始に時給をアップしてくれる所もありますので要チェックです!

 

 

②スキルアップで手当てが付く訪問介護事業所を選ぶ

あまり知られていないかもしれませんが、登録ヘルパーにも資格手当をつけている事業所も多くあります。

 

介護福祉士を取得していたら時給から30円アップとか数%アップというような手当の付け方をしている事業所が多いです

手当が無いところもありますので、できるだけ資格手当をつけている訪問介護事業所を選びましょう!

 

 

③ダブルワーク、トリプルワークを駆使して仕事を埋める!

前出した通り訪問介護が突発的に利用者が入院したり、無くなったりと急に仕事に穴があくことが結構あります。

しかもその空いた時間を事業所側が中々埋めてくれないことも多くあります

1つの訪問介護事業所だけに所属していると、空いた時間を無駄に過ごすことが増え給与が安定しない、または減収に陥ることになります。

正社員は訪問先が減っても給料が保証されますが、登録ヘルパーはそういう訳にはいきません。

 

そんな時にはダブルワーク、トリプルワークがおすすめです。

2つ3つの事業所を使い分けて、時間が空いたらサービスを入れてもらえるような仕組みを作っておくことがかなり重要です。

 

 

④身体介護のサービスを積極的に行きたいアピールをする

身体介護は基本 高時給 です。

身体介護の生活援助では500円近く時給が違う事業所も多くあります。

なので高収入を得ようと考えると身体介護中心のシフトにする必要があります。

ですが身体介護はしっかりと経験を積んでいるヘルパーではないと事業所側も派遣できません。

経験の浅いヘルパーはまずは身体介護に行きたいアピールをして身体介護を学ばしてもらえる機会を確保しましょう!

 

やる気のあるヘルパーを管理者やサービス提供責任者は好みます。(当然の話ですが)

シフトを作っている管理者やサービス提供責任者も人間です。

やる気のあるヘルパーには何とか仕事をつけたいと思うものです。

 

 

⑤事業所側に「〇〇万円以上は稼ぎたい」としっかり伝える

私は登録ヘルパーの面接の時に必ず「どれぐらいの収入を求めてますか?」と聞きます。

この質問に〇〇万円以上稼ぎたいと答える人はほとんどいません。

ですが、訪問介護事業所側からすると〇〇万円以上稼ぎたいと伝えてくれた方がシフトを組みやすいですし、〇〇万円以上稼げるように戦略を考えることができます。

あやふやな答えを言われるより明確に〇〇万円と伝える方が事業所側からするとありがたいという事を知っておいてくださいね!

時にはしっかりと主張することも大事ですよ!

 

 

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まとめ

訪問介護の登録ヘルパーは働き方の要点を押さえることで高収入を得ることができます。

ただし無理は禁物です。自分の働ける時間のなかで経験や資格を生かし、可能な範囲でしっかり収入を得ながら長く続けていきましょうね!

 

登録ヘルパーの「メリット」や「パートとの違い」を網羅的に解説した【働き方ガイド】を公開しています。

この機会に下記から合わせてチェックしておきましょう!

 

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