重度訪問介護がきついって本当?ストレスなく仕事を続ける4つのコツ

重度訪問介護 きつい? 

 

 

重度訪問介護に興味があるんだけど、高齢者の介護に比べて「きつい」って聞いた・・・

本当にきついのかな?現役の介護職の方に聞いてみたい

確かに気になりますよね・・・

では私の事業所も重度訪問介護を提供していますので実情をお話ししましょう!

 

てことで今回は

  •  重度訪問介護は本当に「きつい」のか?
  • ストレスなく仕事を続けるコツ

 

について私の実体験から解説していきます!

新人ヘルパーさんや、これから働く人はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

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本記事の信頼性
  • 介護業界11年目のちょいベテランで現役の管理者兼サービス提供責任者が執筆しています。
  • 保有資格:ヘルパー2級、基礎研修、社会福祉士、同行援護、全身性ガイドヘルパー、ほか
  • 制度などの解説記事は「厚生労働省の一次情報」をもとにしています。

 

重度訪問介護は慣れるまでは正直「きつい」が、慣れたら「楽」

 

さっそく結論から言いますと

重度訪問介護は慣れるまでは正直「きつい」です。が、慣れたら「余裕のある」仕事です。

言い方は悪いかもしれませんが、慣れたらけっこう楽です。

 

そもそもなぜ重度訪問介護が「きつい」と言われているかというと下記の3つの理由があります。

  1. サービス提供が長時間
  2. 気難しい利用者への対応
  3. 身体介護の技術面

 

それぞれ深掘りしていきます。

 

① サービス提供が長時間になる

「介護保険の訪問介護」と比べて、重度訪問介護のサービス時間はかなり長いです。

 

重度訪問介護の場合は24時間継ぎ目なくヘルパーが訪問している利用者もいますので

1回訪問あたりのサービス時間は2時間~10時間にもなります。

 

そりゃ10時間も気を張り続けて仕事をすれば「きつい」ですよ。

そのため最初のころは気を張りすぎて精神的にしんどくなることが多いのです。

 

短時間サービスに慣れていた僕にとって長時間サービスは苦痛過ぎました・・・

最初の頃はサービスが終わったらへたり込むほど疲労たっぷりだったな~。

 

 

② 気難しい利用者への対応

利用者の中には、性格的に気難しい方もいます。

「利用者が理想としてる介助」「現実のヘルパーからの介助」が違っていると怒り出してしまうこともあります。

例えば、

  • 移乗介助の手順が違う
  • 座り位置が少し違う
  • 配膳したコップの位置が違う

などなど。

ただ、気難しいとされる利用者にも、そうなってしまう原因はあります。

 

重度訪問介護の利用者は自身の思うように体を動かすことができない方も多くいまして

そういった方は、

  • 移乗介助の手順が違うだけで転倒や骨折への恐怖を感じる
  • 座り位置が少し違うだけで、次のヘルパーが来るまで痛みに耐えなければならない
  • コップの位置が少し違うだけで水分摂取ができない

こともあるのです。

本当は自分で「したい」のに自分では「できない」ストレスを利用者自身も抱えているため、ヘルパーに対して苛立ちをぶつけてしまうのです。

 

ただ、こういった利用者への対応も1~2か月程度かかわっていると求められている介助方法に慣れてきます。利用者自身もヘルパーに慣れてくるので1~2か月程度の辛抱です。

重度訪問介護の介助は基本『ルーティン化』されていますので覚えてしまえば問題はないす。

 

重度訪問介護の利用者は、身体状況がひとりひとり全然違います。まじで違います。

ヘルパーは利用者のおかれている状況を理解しつつ介助を進めていくことが大事です。

 

 

③ 身体介護の技術面

重度訪問介護の利用者は、重度な身体障害にくわえて臓器の疾患も抱えている場合も多いです。

そのため非常にデリケートで繊細な介助を求められる場面があります。

このような利用者への介助は、一般的な高齢者介護で行っている身体介護技術とは異なるため通用しないことがあります。

 

とはいえ、いきなり新人のヘルパーがこのような介助などできませんよね。私でもいきなりやれと言われてもできません。

あまり知られていませんが、実は重度訪問介護には「同行支援」という加算サービスがあります。

これは採用6か月以内の新人ヘルパーに対して熟練のヘルパーが同行して支援することで加算を取得できるサービスとなっています。

 

新人のヘルパーにとって、繊細な身体介護技術をようするサービスは「きつい」とは思いますが

熟練のヘルパーに同行してもらい指導を受けることで大概の新人ヘルパーは習得することができます。

どれだけ繊細な技術だったとしても、身体介護のスキルは結局のところ『回数』です。

 

回数をこなしていくことで「きつい」と感じることは薄れていきますので安心してくださいね。

習得したスキルは他の介護にも活かすことができますので、学んでおいて損はないです。

 

 

重度訪問介護をストレスなく仕事を続ける「4つのコツ」

初心者ハートマーク

 

重度訪問介護は新人ヘルパーが慣れるまえに辞めていくことが多い仕事です。

ですが、前述のとおり、慣れれば重度訪問介護はけっこう楽なんです。

ここでは私の経験上から、重度訪問介護の仕事をストレスなく続けていくためのコツを4つ紹介しておきます。

 

下記が4つのコツです。

  1. 「見守り」の時間をうまく使う
  2. 利用者と「丁度よい距離感」で関係づくりをする
  3. 「相談できる相手」をつくる
  4. どうしても合わない利用者は変更してもらえばOK

 

それぞれ解説していきます!新人ヘルパーの方はぜひ参考にしてくださいね。

 

①「見守り」の時間をうまく使う

身体介助や家事援助を一体的におこなう重度訪問介護は、物品の場所や細かなルールを覚えるまではなかなか余裕が持てないものです。

しかし、どんな家庭でも慣れてさえくれば、時間に余裕も生まれるものです。

 

そのため見守りの時間を上手に増やし、『ヘルパーも体を休める』ことを意識したほうが良です。

「申し訳ないから…」と他に何かやっておきましょうか?と尋ねる親切なヘルパーもいますが、あまり最初から無理をしないようにしましょう。

 

ヘルパーである以上、良くしてあげたいとか、良く思われたいという気持ちがあることも非常にわかりますが

重度訪問介護サービスは長時間集中力を必要とするサービスなので、うまい具合に力を抜く時間がどうしても必要です

 

ヘルパーも何でも屋さんではないので、不必要に何かすることもありません。

 

ただでさえ局所的に肉体労働になりやすいサービスですので、休むときは休むのメリハリをつけましょう!

 

 

② 利用者と「丁度いい距離感」で関係づくりをする

長時間を共にするので、利用者との関係性は特に大切です。

お互いに嫌な印象だったら長時間一緒にいたらストレスでしかないですよね?

なので、重度訪問介護をストレスなくおこなうためには関係性の築き方がめっちゃ大事です。

 

何より、距離感が重要です。

ここで言う距離感とは、言葉で表すのは難しいのですが、親密になりすぎることなく、かといってよそよそしくも無い丁度いい距離感です。

 

例えば、あなたが親切になんでもお世話をしたいと思うヘルパーであったとします。

それによってあまりに距離感が近くなりすぎると、友達感覚になって利用者によってはあれこれとお願いをしてくる人もいます。

最初のうちはヘルパーとしても頼ってもらえることが嬉しかったりするので、できるだけ要望に応えようと思う人が多いですが、注文が多くなってくると疲弊してきますし、利用者側も感覚が麻痺してきて、自分でできることでもお願いしてくる場合もあります。

こうなると、言い方は悪いですがただの召使いですし、要望を断ることが相手の不満につながることもあります。

 

距離感を正しく持つことで相手もある程度遠慮して、自分でやれることは自分でやりますし、こちらも難しいご要望にはNOと言いやすくなります。

 

「仲良くなる」イメージの関係づくりではなく、あくまで専門職としての線引きの感覚をきちんと持った上で、関わることを意識しましょう。

 

その上で、関係性を築くのに効果的なのは、やはり会話です。

相手の興味のある話、好きな食べ物の話、どんなことが楽しみなのか?など、話していて楽しくなるような会話を支援の合間合間にできると好意的な印象を持たれますし、距離感としては丁度いいものになりやすいです。

 

何か親切をすることで関係性を築くのではなく、自然な会話を通して利用者との関係を築いていきましょう!

 

 

③「相談できる相手」をつくる

重度訪問介護では、これってどうなの?と思うことがたくさん出てきます。

長時間、他人の家で1人で仕事をするというのは想像以上に気遣いもしますし、独自のルールも覚えなければならないですし、「これは大丈夫なのか?」と判断に迷うこともあります。

 

当たり前にさまざまな疑問や不安が湧いてくるものです。

もちろん愚痴になってしまうようなこともあるでしょう。

 

このような時に、1人で抱えずにすぐに相談できる人や環境があることは、ストレスが個人にかかりやすい重度訪問介護では重要なポイントとなります。

 

職場に相談できる体制があればそれを活用すれば良いですし、なければ自分が話しやすい人にサラッと話してみるのをオススメします。

 

精神的な負担も誰かに話すことでスッと楽になるものです。

 

重度訪問介護の仕事は、きれいごとだけで成立するものではありません。

人と非常に距離の近い仕事なので、苦しかったり辛かったり様々な思いを現場で持たれると思います。

しかし、それを解消するのもやはり人です。

相談できる人を意識して探し、上手に相談を投げかけてみてくださいね。

 

重度訪問介護は一人の利用者に対して複数のヘルパーが関わっているので、相談できる相手は必ず見つかります。なので安心してくださいね。

 

④どうしても合わない利用者へ変更してもらえばOK

人を相手にしている仕事ですので、なんだかんだ言っても『相性』はあります。

特に重度訪問介護の場合、ヘルパーからすると理不尽な要求をしてくるような利用者がいるのも事実です。

そんな時は、無理に我慢せずに担当を変更してもらいましょう。

我慢しすぎてもストレスをためるだけです。

 

「変更を申し出たら仕事が次から回ってこなくなるのでは?」と不安になるかもしれませんが

そもそも重度訪問介護はダントツで人材不足なので、変更を申し出たところで他の仕事は普通にあります。

もし雇用されている事業所に仕事がないなら、他の事業所を探せばOKです。

 

ただし仕事ですので、ある程度の我慢は必要なのは分かっておいてくださいね。

【最後に】重度訪問介護で働いてみたいかたへ

今回は重度訪問介護は「きつい」のか?そしてストレスなく行うためのコツを紹介しました。

重度訪問介護の仕事に興味がある方や、新人ヘルパーさんに本記事が参考になれば幸いです。

 

また当サイトでは重度訪問介護で働きたい方に向けて

『給料相場』や『おすすめの働き方』を解説した転職ガイドを無料で公開しています。

良かったら下記よりどうぞ。参考にしてみてくださいね!

 

 

※重度訪問介護の仕事内容を知りたい方は下記をどうぞ。

 

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