訪問介護と訪問看護は同じ時間に入ってOK?同時算定について

 

利用者の中には訪問介護だけではなく、他の訪問サービスも合わせて利用している人も多いかと思います。

医療ニーズの高い利用者は訪問看護も導入しているケースも多いです。

 

そんな中で

  • 訪問介護と訪問看護は同じ時間に入ることはできるの?
  • 介護保険の同時算定に対する考えを知りたい

 

と考えたことはありませんか?

 

今回は

「訪問介護と訪問看護を同じ時間に入ることはできるのか」という疑問について

厚生労働省の考えをもとに解説していきます!

 

 

スポンサーリンク

原則、訪問介護と訪問介護の同時算定は「不可」

 

まず結論を言うと、原則として同じ時間に入れるサービスはひとつと決まっています。

そのため、訪問介護と訪問看護は同じ時間に入ることができず、複数のサービスを使いたい場合は、時間をずらす必要があります。

 

また、訪問看護は利用者の心身の状況によって介護保険と医療保険の2種類に分かれますが、どちらも訪問介護と同時に入ることは想定していません。

 

 

ただし利用者の心身の状況によっては認められる

原則として同じ時間に入れるサービスはひとつだけですが

利用者の心身の状況によっては認められることもあります

 

この見解について、厚生労働省では以下のような例を挙げています。

 

例えば、家庭の浴槽で全身入浴の介助をする場合に、適切なアセスメント(利用者について、その有する能力、既に提供を受けている指定居宅サービス等のその置かれている環境等の評価を通じて利用者が現に抱える問題点を明らかにし、利用者が自立した日常生活を営むことができるように支援する上で解決すべき課題を把握することをいう。以下同じ。)を通じて、利用者の心身の状況や介護の内容から同一時間帯に訪問看護を利用することが必要 であると判断され、30 分以上1時間未満の訪問介護(身体介護中心の場合)と訪問看護(指定訪問看護ステーションの場合)を同一時間帯に利用した場合、訪問介護については394 単位、 訪問看護については 816 単位がそれぞれ算定されることとなる。

出典:介護保険最新情報Vol.628 平成30年3月22日 | 厚生労働省老健局

 

このような場合は同じ時間に訪問介護と訪問看護が入ったとしても、同時に算定できるということです。

ただし、仮に同じような状況であったとしても、原則として同じ時間に入れるサービスはひとつだけなので、保険者へ相談をして了承を得てくださいね。

 

 

スポンサーリンク

同じ時間に複数の訪問サービスが必要な場合は

 

利用者の心身の状況によっては認められるということですが、厚生労働省の例では入浴の場面しか載っていません。

では、その他の状況で同じ時間に複数の訪問サービスが必要な場合はどうしたら良いのかを考えてみましょう。

 

関わっている多職種と相談する

利用者と関わっている多職種と相談することが必要になります。

訪問介護の視点で訪問看護と同じ時間にサービスに入る必要性を感じたとしても、訪問看護も同じように必要性を感じているとは限りません。

 

ケアマネージャーを中心として多職種で集まり、利用者にどのような課題があるのか、それを解決するためにどのようなサービスが必要なのかをしっかりと話し合ったうえで、同じ時間にサービスに入る必要性を全員で確認しましょう。

 

必要性を保険者へ伝える

多職種と話し合ったうえで、同じ時間に訪問介護と訪問看護が入る必要性が合致した場合は、それを保険者へ伝えましょう。

厚生労働省では例外として同時にサービスへ入ることが認められていることを伝えたうえで、その方法以外は難しいということを伝えられると良いでしょう。

保険者からの許可が出た場合、万が一監査などで指摘をされたときのためにも、保険者とのやりとりを記録しておきましょう

 

時間をずらして同日の利用はOK

同じ時間の訪問介護と訪問看護が認められなかった場合、時間をずらしての対応などを検討する必要があります。

訪問介護では、次の訪問介護のサービスまで2時間空けなければいけないルール(緊急時対応加算や20分未満のサービス等を除く)がありますが、訪問介護と訪問看護の間を空けなければいけないルールはありません。

決められた制度の中で利用者の課題を解決することは大変ですが、多職種と協力しながらより良い選択を検討しましょう。

 

スポンサーリンク

まとめ

原則として訪問介護と訪問看護は同じ時間に入ることはできません。

ただし、利用者の心身の状況によっては認められることもあります。

厚生労働省にて例が示されていますが、実際には関係している多職種と話し合って、同じ時間に訪問介護と訪問看護が必要であるという意見で合致しなければいけません。

また、その必要性を保険者に伝えて認められる必要もありますが、認められない可能性もあるため、時間をずらして対応するなどを検討しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!少しでも参考になれば幸いです。

ヘルパー / サービス提供責任者
記事が役にたったらシェアしてね!
くらたろうをフォローする
現役介護士が実際に登録してオススメな介護転職エージェント
【かいご畑】

介護職としてキャリアを積みたい人におすすめの転職支援サービスです。
・訪問介護で働くなら必須の資格「介護職員初任者研修」
・サービス提供責任者になる為の資格「実務者研修」
の2つを無料で取得することができます。

~かいご畑はこんな方にオススメ~

• 初任者研修、実務者研修(費用負担あり)を取得したい人
• 介護職の経験がない人
• 派遣社員、パート・アルバイトで働きたい人
• 介護職としてキャリアを積みたい人
• 転職が初めてで面接などサポートを受けたい人

良かったら登録してみてくださいね。

【マイナビ介護職】

転職・求人の大手「マイナビ」が運営していて、安心して利用することが出来ます。
20代~30代で正社員を希望している人はかなりオススメです。
非公開求人が多いのもマイナビ介護職の魅力的な所です!

マイナビ介護職はこんな方にオススメ

• 正社員で働きたい人
• 給与などのよい条件で働きたい人
• 20代・30代で求人を探している人
• 履歴書の書き方や面接のサポートを受けたい人
• 関東・関西などの都市部の人

良かったら登録してみてくださいね。

【きらケア介護求人】

求人数が他に比べるとトップクラスに多く、転職と言えば「きらケア」というぐらい定番です。
サポートアドバイザーが介護業界に詳しいので安心して転職活動を行うことが出来ます。

~きらケアはこんな方にオススメ~

• 未経験やブランクのある人
• 正社員や派遣社員、パート・アルバイトで働きたい人
• 転職が初めてで書類作成などのサポートを受けたい人
• 首都圏や都市部で転職したい人

良かったら登録してみてくださいね。

ヘルパー会議室