訪問介護の買い物代行で「買っていいもの」と「買ってはいけないもの」。注意すべき4つのこと。

 

訪問介護では生活援助のひとつとして「買い物代行」というサービスがあります。

お金を預かり必要な食品や日用品などを利用者の代わりに購入するのですが

実際にホームヘルパーとして買い物する時に

「この買い物はしていいの・・・?」と頭を悩ませながら行っている人も多いと思います。

 

なので今回は、

 

  • ヘルパーが「買えるもの」と「買えないもの」
  • 買い物代行で注意したい4つのこと

について解説していきます!

 

 

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本記事の信頼性
  • 介護業界11年目のちょいベテランで現役の管理者兼サービス提供責任者が執筆しています。
  • 保有資格:ヘルパー2級、基礎研修、社会福祉士、同行援護、全身性ガイドヘルパー、ほか
  • 制度などの解説記事は「厚生労働省の一次情報」をもとにしています。

 

買い物代行で「買えるもの」と「買えないもの」

 

訪問介護でおこなう買い物代行は、利用者に言われたもの何でも買ってよいわけではありません

 

厚生労働省によると生活援助として認められない行為を下記のように定めています。

 

  1. 直接本人の援助に該当しない行為
  2. 訪問介護員が行わなくても日常生活を営むのに支障が生じないと判断される行為
  3. 日常的に行われる家事の範囲を超える行為

厚生労働省HPより

 

つまり、

利用者が生活するうえで必要最低限の物のみしか買えないことになっています。

もう少し具体的に見ていきましょう。

 

 

買い物代行で「買えるもの」

訪問介護で買って良いものは下記のとおりです。

  • 食料品(調味料も含む)
  • 台所用品(食器洗剤やラップなど)
  • 日常で使用する消耗品(洗濯洗剤、ティッシュ、電池、電球、トイレットペーパーなど)
  • 日常で着る被服(下着やパジャマなど)

 

買い物代行で「買えないもの」

訪問介護で買ってはいけないものは下記のとおりです。

  • たばこや酒、雑誌などの趣味趣向品
  • 家電製品
  • 家具
  • 衣料品店での外用の被服
  • 娯楽品
  • 金券
  • 贈答品
  • ペットの餌

 

自治体によって判断が異なるもの

自治体によって判断が分かれるものもあります。

例えば

  • クリーニング
  • 支払い代行
  • 市販薬の購入

こういった行為は自治体によって訪問介護サービスとして認めていないところもあるので確認が必要となります。

 

市販薬の購入に関しては結構グレーゾーン的な部分でもあります。
飲み合わせの問題もありますので慎重に対応しましょうね!

 

訪問介護の買い物代行をおこなう際に注意したい4つのこと

 

訪問介護で買い物代行をおこなう際に注意してほしいことが4つあります。

それは下記のとおりです。

  1. 原則、利用者宅の近隣店舗でしか買い物はできない
  2. 銀行通帳やカードはあずかれない
  3. 訪問前の買い物はOK
  4. メーカー・量・代替品を聞いておく

 

それぞれ見ていきましょう!

 

 

① 原則、利用者宅の近隣店舗でしか買い物はできない

訪問介護でおこなう買い物代行は、利用者宅の近隣店舗でした買い物をすることはできませんので注意しておきましょう。

えば近くにスーパー「A」があるのに遠くのスーパー「B」で買い物をすることは原則できません。

 

ただし、日常生活を送るうえで必要な物が、スーパー「B」にしか置いていない場合は認められることがあります。

このあたりは自治体の判断になりますのでケースごとに相談してみるのが良いかと思います。

 

② 銀行通帳やカードはあずかれない

利用者の中には稀にキャッシュカードをヘルパーに渡してお金を引き出してほしいと依頼してくる方がいます。

ですが、訪問介護では銀行の通帳やキャッシュカードを預かることは辞めておきましょう。

 

ちなみにスーパーのポイントカードや病院の診察券はあずかれます。

 

③ 訪問前の買い物はOK

利用者宅へ訪問するまえに買い物をすることは可能となっています。

 

下記は厚生労働省の根拠資料となります。

訪問介護においては居宅において提供されるサービスと位置付けられており、生活援助における「買い物」サービスを行う場合、訪問介護員等利用者の自宅に立ち寄ってから、購入すべき食品又は日用品等を利用者に確認し、店舗向かうこととしてきたが、前回訪問時、あるいは電話等により利用者から購入すべき商品を確認した上で、事業所等から店舗に向かい、商品を購入後、利用者の自宅に向かうことができるものとする

 

参照サイト(厚生労働省 平成24年介護報酬改定に関するQ&A)

 

ただし訪問前の買い物は算定するうえで注意しておくことがありますので下記を併せてご参考ください。

 

 

④ メーカー・量・代替品を聞いておく

買い物代行をする場合、利用者から依頼されているものを購入できるかに最も気を使います。

しかし、物の名前だけでは同じものを購入できない場合もあります。

 

そのため下記の4点を中心をあらかじめ聞いておくと良いです。

  • メーカー・・・(醤油や牛乳など)
  • ・・・(野菜などは半分や1つ、牛乳は500㎖や1,000㎖など)
  • 価格・・・(もし高ければいらない商品などもあるので、初めて購入される商品などの場合は尋ねるようにします)
  • 代替品・・・(ないならいらないのか他の商品でよいか他の商品であればどれなのか)

 

特に代替品に関しては、弁当などの食べ物は希望するものがなくて購入をしなかった場合

利用者の食事ができないことがあります。食料などは必ず代替品を尋ねるようにしましょうね。

 

普段購入しているものの容器があるなら見せてもらいましょう。

同じものを買うだけですので迷わなくなりますよ~。

 

さいごに

今回は訪問介護の買い物代行について解説しました。

当サイトでは介護現場にそった『生活援助マニュアル』を公開しています。

ぜひ下記もあわせてご参考ください。

 

※ホームヘルパーの仕事内容が知りたい方は下記をどうぞ。

※サービス提供責任者の仕事内容が知りたい方は下記をどうぞ。

 

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