【訪問介護】生活援助で一番困るのは「料理」。料理で求められることを介護職員間で共有しておきましょう!料理のコツも解説!!

 

 

訪問介護の生活援助の中で1番困ることは料理です。

料理と言っても料理を始める前の準備段階がどれだけスムーズにできるかで、料理の時間にかけられる時間が変わってきます。

 

例えばホームヘルパー20代前半独身、30代半ば中学生男児の母、50代後半の夫と2人の妻、といった感じで職場には様々な年代のヘルパーさんがいらっしゃるでしょう。

その全員に

 

「80歳女性利用者様・夫と2人の老老介護で糖尿がありインスリンも打っています。糖尿があっても甘い味付けが好きなので薄味過ぎると食事を食べてくれないことがあり、自分で調味料をかけてしまうので、本人の口にあう工夫をしてください」

 

と言われたとしたら、どのヘルパーが訪問しても満足のいく料理を作れると思いますか?

 

答えはノーですね。

糖尿病を患うまで親しんできた味覚はなかなか変わるものではありません。

まして独身女性にそのクオリティを求められてもなかなかできませんよね。

そこで、あらかじめ準備できることをまとめてみました。ぜひ介護現場で活かしてくださいね!

 

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生活援助の料理であらかじめ準備し共有しておきたいこと

 

 

 

糖尿病の方の1回の食事量に摂って良いとされる調味料や食材の分量をわかりやすく表示する

  1. 砂糖 大さじ○
  2. みりん○○ml
  3. 醤油○○ml

など、を分かりやすく表示しておきましょう。

 

利用者の苦手なものを聞く

利用者によって好きな物や苦手な物は当然ながら違います。生活援助はヘルパーが作りたいものを料理するわけではありません。

利用者のニーズに沿った料理になりますし、苦手なものはそもそも食べてもらえません。

あらかじめ聞いておきましょう!

 

必ず使う調理器具・食材・調味料などできるだけ出しておく

訪問介護では1回の訪問時間が決まっています。そのため段取りよくサービスを提供していかなければなりません。

特に初めて訪問する家の台所は宝探しをしているように、包丁やボウル1つ出すにしても探すのに時間がかかります。

料理に使う、器具・食材・調味料はだいだい決まっていますのでヘルパー間でわかるようにしておくことで手際よく料理を行っていくことができます。

 

メニューが決まったら下準備で時間がかかるものから順番に料理していく

ほとんどの場合お湯を沸かして湯がいたり、蒸したり、汁を作るなどでお湯は使いますよね。そのためまずはお湯を沸かすことを先決に始めます。

例えば、下記のような流れで料理を行っていきます。

  1. とにかく湯を沸かす
  2. アクのあるものは早めに下処理をする
  3. 切るのもは1度に切っておく
  4. 時間のかかる煮物などははじめにとりかかる
  5. 和え物は下茹でさえしておけば隙間時間に可能
  6. 肉や魚などメインが冷めないほうが美味しいものは最後にとりかかる
  7. 手があいたスキに洗い物を少しずつ片付けていく
  8. キッチンがスッキリしてきたら盛り付けを初めて並べる

 

手際よく料理を行うことを意識し上記のような流れで行っていくとスピーディーですよ!

 

 

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糖尿病の利用者への料理にはコツが必要です!

 

最終的に味付けして美味しいと感じるように調整するのですが、糖尿病の方にはコツが必要です。

以下にコツを分類しました。

 

 

砂糖・みりんを極力使わない

煮物にはほとんど砂糖が使われますが、中でも肉じゃがに砂糖はつきものですよね。

そんな肉じゃがに砂糖やみりんをほとんど使わずに味付けしてみましょう!

 

  1. 油を回しかけた鍋に塩を振った肉を軽く焼き飛が通ったら取り出す
  2. 取り出した鍋にそのまま油をまわし肉じゃがの材料全てを入れて全体に火をいれる
  3. だし汁に醤油と塩をあわせた調味料を鍋に入っている具の高さから4分の1ほどの量入れる
  4. 1番に焼いた肉を1番上に乗せる
  5. フタをして野菜から水分が出て来るのを待ち、火がとおるまでコトコト弱火で煮る
  6. 20分~30分ほど煮ると少ない煮汁と野菜の水分が混じって全体にしっかり味がつく
  7. 味がしみて材料に火がとおったら完成

 

このように、たくさんの煮汁から始めるとどうしても調味料をたくさん入れないと味がぼやけてしまいます。

すくない煮汁でいかにしっかり味がついているように感じられるか?がコツです。

 

 

マヨネーズなど控えめに・・・

ポテトサラダは美味しいですよね。ただしマヨネーズを相当量使わないと味がきまらない・・・

そんなポテトサラダを少ないマヨネーズで満足いくように作ってみましょう!

 

  1. じゃがいもを湯がき 水気を飛ばす
  2. きゅうりと人参など切って塩をしてしぼる
  3. じゃがいもを全部潰すのではなく一口大の大きさがゴロゴロあるように粉吹き芋状態にする
  4. 全てをボウルに入れて塩胡椒する
  5. 冷めたらマヨネーズを適量入れる

 

このようにじゃがいもの形を残して味付けをすると、ペーストした時よりもかなり少ない量で味が濃く感じられますよ!

 

利用者様から信頼してもらえて、料理も美味しく食べてもらいたいものです。

これらの情報をできるだけサービスに入るヘルパー同士で共有して、喜んでもらえたことや簡単にできる1品なども共有すべきですね。

 

 

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料理で一番困るのは「道具がないこと」へのQ&Aで解決!

私の経験で1番困ったことは「道具がないこと」です。本当にあるあるです。当たり前のようにあるはずの道具が無い!どうしよう!となる事もしばしば・・・

そんな方は下記を参考にしてみてください!

 

Q.包丁があるけど全然切れない!どうしよう?
陶器のお皿の角や出っ張りがある部位で包丁をこすったら少し切れ味が良くなります。

 

Q.皮むき器が見当たらない!どうしよう?
包丁の背で人参の皮をむくことができます。

 

Q.蒸し器がない!どうしよう?
鍋に皿を入れても水を張ると蒸し器代わりになります。
Q.炊飯器がない!米が炊けないどうしよう?
土鍋や鍋でも米は炊けます。

 

 

などなどたくさんありましたが、当時ヘルパーとして新人の頃の私にとってはすごく新鮮で役立つ内容でした。

以来道具がそろっていなくても料理ができない!ということはなく、『工夫』して料理を提供できるようになりました。

無知というのは、たった一人で他人の家で誰にも聞けない状況では困ります。

知っていることを共有することで家事援助が楽しくなりますよ!

 

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まとめ

今回は訪問介護現場の生活援助の一つ「料理」でヘルパー間で共有しておきたいコツを解説しました!

料理は苦手・・・という方も多いと思いますが意外とやっていたら楽しくなりますし家事能力は継続していけば確実に高くなりますよ!

今回のことをヘルパー間で共有もらえたら嬉しいです。

 

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※施設介護は別ですので注意してくださいね。

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