訪問介護って料理スキルは必須?『調理』でヘルパーが注意したい11個のポイント。

訪問介護 調理

 

ホームヘルパーって料理をすることもあるんだよね。

私にできるか不安です・・・

 

私は料理なんてほとんどしたことない・・・

 

気持ちはとてもよく分かります。

私も料理をしたことが無かったのでヘルパーができるか不安でした。

 

 

そこで今回は現役ヘルパーである私が

  • 訪問介護における調理の概要
  • 料理のスキルは本当に必要なのか?
  • 調理にするにあたってあらかじめ準備できること

 

を解説していきます。

 

 

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本記事の信頼性
  • 介護業界11年目のちょいベテランで現役の管理者兼サービス提供責任者が執筆しています。
  • 保有資格:ヘルパー2級、基礎研修、社会福祉士、同行援護、全身性ガイドヘルパー、ほか
  • 制度などの解説記事は「厚生労働省の一次情報」をもとにしています。

 

訪問介護でヘルパーがおこなう「調理」は2種類ある

調理とは?

 

訪問介護でヘルパーが対応する調理には下記の2種類あります。

 

  1. 一般的な調理、配膳
  2. 特段の専門的配慮をもって行う調理

 

となっています。

2の特段の専門的配慮をもって行う調理は、嚥下が困難な利用者に対しての流動食の調理などが該当します。

専門的調理を行うことは珍しいですが

詳しくは下記の記事内で解説してますのでご参考ください。

 

今回はこの①一般的な調理について深掘りしていきます。

 

一般的な調理とは?

ヘルパーが行う一般的な調理とは家庭料理です。

ヘルパーはあくまでもヘルパーであり、調理の専門家「調理師」ではありませんので、なにか特別に考えて作らなければいけないなんてことはありません。

 

訪問介護に料理スキルは必須?

訪問介護でおこなう調理では料理スキルは必要かどうかといわれると

最低限の料理スキルは当然ながら必要になってきます。

 

ただ、料理を今までしてこなかったヘルパーは料理スキルが低いのは当たり前で、

何も恥ずかしいことではありませんし、問題ないです。

実際、私は料理スキルが皆無でしたがヘルパーとして働けてますし。

料理スキルは練習すれば自然と身についてきますので勉強すればよいだけです。

 

必要な料理としては難しいものではなく

  • 米炊き
  • 炒め物
  • 煮物
  • みそ汁

このあたりをまんべんなく作れたらOKです。

 

ただ注意してほしいのは

訪問介護では利用者の冷蔵庫内にあるもので料理する必要があるということです。

ここでかなりの新人ヘルパーは苦戦します。

もちろん利用者によっては買い物後に料理をすることもあれば、○○を作ってほしいと言ってくれるところもあります。

ですが現実はそんなサービスばかりではありません。

 

あり合わせの食材で何を作れば良いの・・・?パニック!

 

って感じになるヘルパーも多いです。

そんな時はクックパッドに頼りましょう(笑)

冗談抜きでクックパットはマジで使えます。

私は今だに困ったらクックパッドに頼りまくってますし、何度も続けていくうちに自分のレシピがかなり増えます。

 

クックパッドを使っていないヘルパーなどいない!・・・はず。

 

「料理スキルが低い」ことは武器になる

また、料理スキルが低いことが武器になることがあります。

 

利用者の中には、料理が得意な方が一定数いますので

逆にヘルパーは料理スキルの低さを利用して「利用者に思い切って教えてもらう」という手法を取ることができます。

 

○○さん、実はわたし料理があまり得意ではなくて・・・良かったら味付けだけでも教えてもらえませんか?

 

と下からお願いすると、料理が得意な利用者は

 

もう、仕方ないわねぇ。近頃の若い子はほんと駄目ねぇ・・・

 

なんて言って、生き生きと教えてくれたりします。

 

一緒に料理をすることはコミュニケーションにもなりますし、その利用者の好きな料理や好みの味付けなどの情報を得ることに繋がります。

また、訪問介護サービスは利用者にできることは自身でしてもらうことが第一なので

本来こういった関わりは訪問介護サービスの正しい形であるとも言えます。

(できないことをしてもらうのはNGですが・・・)

 

人は「役割」があるということが人生の活力になります。

ヘルパーに教えることが、その利用者の「役割」となるわけですね。

 

ヘルパーが調理をする際に注意しておきたい11個のポイント

注意したい11個のポイント

 

ヘルパーが調理をする際に注意してほしいことは下記の11個です。

それぞれ見ていきましょう。

 

① ヘルパーが作りたいものを料理するわけではない

利用者によって、好きな物や苦手な物、または嚥下機能や咀嚼力はそれぞれ違います。

また疾患を理由に控えなければならない食材もあるでしょう。

このように訪問介護における調理は、ヘルパーが作りたいものを料理するわけではなく、利用者の状態やニーズに沿ったものを提供する必要があります。

あらかじめ確認してから調理に臨みましょう。

 

 

② 必ず使う調理器具・食材・調味料などの置き場所を把握しておく

訪問介護では1回の訪問時間が決まっていますので

段取りよくサービスを提供していかなければなりません

特に初めて訪問する家の台所は宝探しをしているように、包丁やボウル1つ出すにしても探すのに時間がかかります。

料理に使う、器具・食材・調味料はだいだい決まっていますので、スムーズに調理を進めれるように置き場所を把握しておきましょう。

 

 

③ メニューが決まったら下準備で時間がかかるものから順番に料理していく

調理をするにあたって、「お湯」を使う頻度は高いです。そのためまずはお湯を沸かすことを先決に始めることで段取りよく調理を進めれます。

 

例えば、下記のような流れで料理を行っていきます。

  • STEP1
    とにかく湯を沸かす
  • STEP2
    アクのあるものは早めに下処理をする
  • STEP3
    切るのもは1度に切っておく
  • STEP4
    時間のかかる煮物などははじめにとりかかる
  • STEP5
    和え物は下茹でさえしておけば隙間時間に可能
  • STEP6
    肉や魚などメインが冷めないほうが美味しいものは最後にとりかかる
  • STEP7
    手があいたスキに洗い物を少しずつ片付けていく
  • STEP8

    キッチンがスッキリしてきたら盛り付けを初めて並べる

 

ベテランヘルパーさんは皆このような感じです!

 

④ 防火

火を扱っている時は必ず台所にいるようにしましょう。

また利用者から呼ばれた時などは、火を消してから行くように心がけます。

 

⑤ 食中毒

生肉を扱ったまな板で生野菜を切らない。などの食中毒の原因となることに注意しておきましょう。

特に夏場は刺身などにも注意が必要です。

 

⑥ 油の処理

油が高温になっている時には片づけをしないように注意しておきましょう。

油は冷めてから片づけを行います。

 

⑦ 衛生管理

指を怪我している時などは、ゴム手袋を着用するなどの衛生管理を徹底しましょう。

 

⑧ 生ごみ処理

料理をすると生ごみは必ず発生します。

調理が終了したら、速やかに生ごみは片付けるように意識しておきましょう。

 

⑨ 期限切れの確認

利用者の中には期限切れの食材が冷蔵庫に眠っていることも多いです。

消費期限切れ、賞味期限切れの物がないか確認してから調理を開始しましょう。

 

⑩ 元栓

忘れがちですが、調理時に使用したガスの元栓は必ず開け閉めするようにしましょう。

 

⑪ 包丁

利用者宅の包丁は切れないものが多かったりもします。

原則ヘルパーは包丁とぎはできませんが

包丁が切れないときは、陶器の食器の裏で研げば一時的に切れ味がよくなりますので試してみてください。

 

 

まとめ

今回は訪問介護の調理について解説しました。

料理は苦手・・・という方も多いと思いますが意外とやっていたら楽しくなりますし、家事能力は継続していけば確実に高くなります。

ぜひ本記事を活かしてもらえたらと思います。

当サイトでは介護現場にそった生活援助マニュアルを公開しています。

ぜひ下記もあわせてご参考ください。

 

※ホームヘルパーの仕事内容が知りたい方は下記をどうぞ。

 

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