【ヘルパー勉強会】ネタ作りの方法と定番テーマ【使える】

ヘルパー勉強会のネタ作り方法

 

訪問介護のヘルパーは1人で利用者様のお宅に行くので、他のヘルパーに相談することや困った時に助けてくれる同僚もそばにいません。

ヘルパーにとって勉強会は、介護の情報交換・共有ができる絶好の機会となります。

 

ですが、よく

  • 「勉強会をふられたけどネタがなくて困っている・・・」
  • 「せっかくの休みなのに勉強会に参加するから休んだ気にならない・・・」

という声を耳にします。

 

せっかくのヘルパーにとってためになる勉強会を、低いモチベーションで迎えてしまうともったいないと思いませんか?

 

そこで今回は

 

勉強会が楽しくなるネタを出す方法

実際に行っているよくあるネタ

 

を解説します!

モチベーションアップのきっかけにもなると思うので、ぜひ見ていってください。

 

 

\ 訪問介護の転職ノウハウまとめ /

  • 訪問介護の『適性チェック診断』
  • 『職場選び』のポイント
  • 転職活動の『進め方』
  • 転職にまつわる『不安を解消』


必読
転職ロードマップをみる

リンク先:https://helper-kaigi.net/houmon-care-jobchange/

訪問介護の転職で失敗したくない..でも働いてみたいって方におすすめ!

 

本記事の信頼性
  • 介護業界11年目のちょいベテランで現役の管理者兼サービス提供責任者が執筆しています。
  • 保有資格:ヘルパー2級、基礎研修、社会福祉士、同行援護、全身性ガイドヘルパー、ほか
  • 制度などの解説記事は「厚生労働省の一次情報」をもとにしています。

 

ヘルパー勉強会の「ネタ作り」で必要な3つの視点

3つの視点

 

そもそも何のためにヘルパー勉強会をするかというと

✓ヘルパーの知識・技術・意欲を高めて、利用者へのサービスに活かすため

ですよね。

当たり前の事ですが、この勉強会を行う本質的な意味を理解しておくことが大事です。

勉強会を行うことを目的としてはダメなので注意してくださいね。

 

その上で勉強会のネタ作りは「ヘルパーが良く困っていること」を3つの視点で分析しテーマをあぶりだしていきます。

ではそれぞれを見ていきましょう!

 

 

視点1:ヘルパーが利用者の介護をしていて困ったことはどんなことか?

例えば下記のようなことがあります。

 

  1. おむつ交換がうまくいかず尿もれが多い
  2. 体格が良く体重が重い利用者様の入浴介助でコシが痛い
  3. 食事介助でなかなか食べてくれない
  4. 認知症で介護拒否が激しい

 

などなど

 

 

視点2:「もっと知識があれば対応方法も変わってくるのに」と思っていて向上したいことは何か?

例えば下記のようなことがあります。

 

  1. 糖尿病の利用者に味気ない食事ではなく美味しいと思ってもらえる料理
  2. 気づいたら褥瘡ができていた
  3. 感染症(ノロウイルスかなと思った時)の対応

 

などなど

 

 

視点3:「家族や近所の人との関わり」で困ったことは何か?

例えば下記のようなことがあります。

 

  1. ヘルパーの訪問時間に近所の人が上がりこんでなかなか帰ろうとしない
  2. 家族がヘルパーに介護保険外の要望をしてくる
  3. 糖尿病の利用者に家族が甘いお菓子をたくさん買ってくる
  4. 夫からのDVを受けている可能性がある
  5. 老老介護で在宅生活が難しくなってきた場合

 

などなど

 

この3つの視点から考えておくと、たくさんの現場での悩みが出てきます。

実際にはもっともっと悩みはあるはずです。

勉強会で「やってみて良かった!」と思えることは

最終的に悩みを共有できて、その解決方法や対処方法が見つかることなのです。

 

 

ヘルパー勉強会の定番ネタ

定番ネタ

 

どこの訪問介護事業所でも定番の勉強会ネタってあると思います。

定番の勉強会ネタには、多くのヘルパーが知りたいことが詰まっています。

 

介護技術の定番テーマ

介護技術の勉強会では下記のようなテーマが定番です。

 

おむつ体験

ヘルパーがおむつや紙パンツをはく機会をもつことで、利用者がどのような感覚でいるのか、快・不快の体験ができます。

それによって、認知症で紙パンツを脱いでしまう利用者がいても「気持ち悪いんだな」と共感することができます。

共感したうえで、強要するのではなく気持ちよく紙パンツがはけるように促すことに繋がります。

 

おむつ交換のシュミレーション

おむつ交換される時、例えば片麻痺がある場合どうしたら楽にできるのか?体験することで新たな発見につながります。

ちょっとした配慮で、抵抗感なくおむつ交換するコツや、雑にするのではなく手早くするコツなども共有できるでしょう。

 

食事介助のシュミレーション

限られた時間の中で、美味しく楽しく食事ができるようにしたいものです。介助される側の飲み込みのタイミングと口に入ってくる食事のタイミングなど、体験してはじめて見えてくることがあります。

時間がせまっていると、ついつい「早く食べてもらわないと次の時間に間に合わない」などという焦りが出やすいです。

認知症がある場合、声掛けで座る位置に配慮するなどまだまだ工夫できることがあります。

 

ボディメカニクスを利用した移乗介助のシュミレーション

身体介護はなかなかの重労働になることもあり腰痛を抱えているヘルパーは多いです。

そこで、腰痛予防としてボディメカニクスを利用した介助方法を学ぶ勉強会は非常に有益なのです。

 

もし勉強会に取り入れるのであれば下記をご参考ください。

>> ボディメカニクス理論に基づいた車いすの移乗方法

 

 

座学での勉強会の定番テーマ

座学での勉強会の定番テーマは下記のとおりです。

 

認知症の知識

介護の仕事をしていて認知症を知らない人はいないでしょう。

ですが、認知症の種類や症状、注意点をしっかりと理解しているヘルパーは少ないです。

そのため定期的に認知症を勉強会で学んでおく必要があります。

 

もし勉強会に取り入れるのであれば下記をご参考ください。

>> 【3分でわかる】「認知症」の種類と症状。訪問介護で気を付けたいポイントとは?

 

糖尿病の知識

利用者の糖尿病罹患率はかなり高いです。だいたいのヘルパーは糖尿病の利用者へのサービスを経験します。

糖尿病への知識はもはや必須です。

 

もし勉強会に取り入れるのであれば下記をご参考ください。

>> 「糖尿病」とは?訪問介護で気を付けたいポイントを解説。

 

サルコペニア・廃用症候群の知識

廃用症候群とならび、近年で注目されているのがサルコペニア・フレイルです。

フレイルとは加齢に伴い身体の予備機能が低下し、健康障害を起こしやすくなった状態で「虚弱」のことをさします。

ようは「健康な状態」と「要介護状態」の中間的な状態のことで、ヘルパーとしては知っておきたい知識になります。

 

もし勉強会に取り入れるのであれば下記をご参考ください。

>> 「サルコペニア・廃用症候群」とは?訪問介護で気を付けたいポイント

 

感染症の知識

訪問介護では新型コロナウイルスだけではなく、ノロウイルスやインフルエンザなど様々な感染症の知識を持っておく必要があります。

 

もし勉強会に取り入れるのであれば下記をご参考ください。

>> へルパーが覚えておきたい感染症対策、予防方法の基本。

 

精神疾患の知識

例えば統合失調症や双極性障害をかかえている利用者も増えてきています。

精神疾患の知識や対応方法を学ぶ機会は少ないです。

 

もし勉強会に取り入れるのであれば下記をご参考ください。

>> 「うつ病」とは?支援者が知っておきたい5つのこと

>> 「双極性障害(そううつ病)」とは?支援者が知っておきたい10のこと

>> 「統合失調症」とは?支援者がしっておきたい8つのこと

 

 

ヘルパー勉強会は「事例検討」を入れて行うと良い

事例検討

 

どのような内容の研修であっても、一方向の研修にヘルパーは飽きてしまうことが多いです。

一方向の研修だけではなく、ヘルパー双方で意見を出し合える勉強会がベストです。

そのために「事例検討」を勉強会に導入しましょう。

 

 

事例検討で必要な物品や準備するもの

まず下記の3点を用意します。

✓付箋

✓大きな紙

✓取り扱う事例

どのような事例を取り扱うかについては、前述のネタ作りに必要な3つの視点であぶりだしたテーマを使うと良いです。

例えば「入浴を拒否する人にどう接する?」「デイサービスに行きたくない人はなぜ?」などなど。

 

ヘルパーさんの身近な事例だと意見が出やすいですよ!

 

 

事例検討の実践方法

下記の①~⑤の流れで事例検討を行っていきます。

 

  1. 2つのグループに別れて、司会、書記を決めます。
  2. 事例に対し、利用者の視点に立ち、考えていることを1つずつ言い合い付箋に書いていきます。
  3. 次に「ポジティブ、ネガティブな意見」など似たような意見をグループに分けます。
  4. まとめた物を司会の人が発表します。
  5. この②~④を家族の視点、ヘルパーの視点それぞれ行ってください。

 

全てを発表後、この意見を踏まえてどう尊重するべきか、皆で考えましょう!

 

例えば、「認知症の人の入浴の誘導」の場合であれば

利用者の視点は、「寒いから」「見られたくないから」など、なるべく短い単語で答えましょう。

 

 

事例検討で注意すべき3つのこと

注意してほしいことは下記の3つです。

 

  1. 他の人の意見を否定しないこと
  2. 必ず1人1つは意見を言うなどルールを決めておく
  3. だいたい3分くらいと時間を決め、思った意見を直観で述べるようにする

 

特に①に気を付けてください。なんでも否定しがちな人はいるものです。

グループワークは一度でも否定してしまうことがあると意見ができなくなって成り立ちません

 

事例一つで約20分位になります。

利用者さんと接する上で、なかなか利用者さんの気持ちや家族の気持ちに立って考えることがありませんので、ぜひ実施してみてくださいね!

 

まとめ

今回はヘルパー勉強会のネタ作りと定番ネタテーマを紹介しました。

当サイトではサービス提供責任者の初心者向けに『業務マニュアル』を無料で公開しています。

かなり参考になると思いますので下記をぜひチェックしておきましょう。

 

タイトルとURLをコピーしました