へルパーが覚えておきたい感染症対策、予防方法の基本。

感染対策、感染予防は介護従事者であれば気を付けたいところ。

特に訪問介護は利用者の自宅に行きますので、ある程度の自己防衛の知識も必要です。

そこで今回は

  • 感染対策の3つの基礎知識
  • ヘルパーが行うべき感染対策

について解説していきます。

 

 

 

本記事の信頼性
  • 介護業界11年目、現役の管理者兼サービス提供責任者が執筆しています。
  • 保有資格:ヘルパー2級、基礎研修、社会福祉士、同行援護、全身性ガイドヘルパー、ほか
  • 制度などの解説は「厚生労働省の一次情報」をもとにしています。

 

ヘルパーが知っておきたい感染対策の3つの基礎知識

感染対策 基礎知識

 

感染対策は基本的に下記の3つが重要となります。

 

3つの基礎知識
  1. 感染源の排除する
  2. 感染経路を遮断する(持ち込まない、拡げない、持ち出さない)
  3. 抵抗力を高める

 

当たり前のことかもしれませんが、簡単にできることではありません・・・

 

訪問介護の現場で感染源となるものは?

訪問介護の現場で感染源となるものは下記のとおり。

  • 排泄物(嘔吐物、便、尿など)
  • 血液、体液、分泌物
  • 使用した器具、器材
  • 上記に触れた手指で取り扱った衣類、物品、食品など

このような感染源があげられます。

 

訪問介護でヘルパーができる6つの感染対策

感染対策6つのポイント

 

もちろん全ての感染を防ぐことは現実的に不可能です。

とはいえ、できうる限りの感染対策をヘルパーは行っていく必要があります。

 

主に下記の6つの対策を行っていきましょう。

 

6つの感染対策
  1. 1ケア1手洗い
  2. アルコールを持ち歩く
  3. ゴム手袋の着用
  4. 上着や靴下を着替える
  5. 湿度対策と換気を行う
  6. 普段からの利用者・ヘルパー自身の健康管理

 

①『1ケア1手洗い』

結局のところ、感染予防には「1ケア1手洗い」が一番効果的です。

毎ケア時に手洗いを徹底するようにしましょう。

また飛沫感染の恐れがある利用者を介護した場合は『薬剤を使ったうがい』を行うことも忘れないようにしてください。

 

マスクも忘れずに!

②『アルコール消毒を持ち歩く』

アルコール消毒を小瓶などに移して持ち歩くようにすると良いです。

大概のヘルパーはすでに行っていることだとは思いますが、毎回アルコールで手などを消毒をしておけば

手洗いで落としきれなかった菌を滅菌することが出来ます。

 

③『ゴム手袋の着用』

血液、体液、分泌物、排せつ物などを触るときは必ずゴム手袋を着用するようにしましょう。

咄嗟の場合によく素手で触ってしまうヘルパーもいますので要注意です。

またゴム手袋を外した後にも手洗いを行うように徹底します。

 

④『上着や靴下を着替える』

上着や靴下は細菌・ウィルスが付着しやすいので感染源になりやすいです。

また次の訪問先へ感染源を持ち込んでしまう恐れがあります。

手洗い、うがいでは防ぎきれない部分ですので、可能ならば上着や靴下は着替えるようにすると良いです。

 

⑤『湿度対策と換気を行う』

インフルエンザ等の季節性のウィルスは加湿に弱い傾向があります。加湿を十分することによって活動を抑えることが期待できますので、加湿はマメに行ってもらうようにしましょう。

また、換気も非常に重要になります。

訪問をするたびに5分程度換気をすることによって、感染予防につながります

 

⑥『普段からの利用者・ヘルパー自身の健康管理』

利用者に対しては下記のポイントを意識して健康管理を行いましょう。

  • 既往歴を知っておく
  • 健康状態の観察(発熱、嘔吐、下痢、咳、咽頭痛、鼻水、発疹など)
  • 感染症予防の助言(うがい、手洗い、病状の特徴などの説明)

>> 観察のポイントをもっと知る

 

また、同時にヘルパー自身の健康管理も重要です。

普段から十分な栄養を摂って、睡眠時間を確保して感染症にかかりにくい身体づくりも意識しておきましょう。

 

感染を広めないために『情報共有』は忘れずに

情報共有

情報共有をしっかりとしておくことによって感染症の拡大を防止することが期待できます。

 

一人の利用者に複数のヘルパーがかかわる訪問介護では、情報共有が不足すると命取りになります。

全てのヘルパー間で感染症に対する情報共有をおこなって、同一の感染対策を実施していくことが大事です。

 

他にも一人の利用者に対して複数の訪問介護がかかわっている場合も注意が必要です。

この場合、一人でも感染し発症すると地域の訪問介護事業所への感染拡大が爆発的に広がる恐れがあります。

ケアマネを中心に事業所間の情報共有も徹底しましょう!

 

少しでも感染が疑われるのであれば管理者に必ず報告しましょう!

 

まとめ

在宅で生活している方が感染症にかかってしまいますと、常時介護を受けれるわけではありませんので状態が低下しやすいです。

しっかりと感染の知識を持って適切に対応をするようにしましょう。

また新型コロナウィルスの影響で訪問介護は非常に危険な状態でサービスを行っている状況だと思います。

私も現役のヘルパーですので毎日精神的なストレスを抱えながらサービスを提供しています。

今回の記事内容は基本的な感染症対策での少しでも役立つことはあると思いますので参考にしてみてくださいね!

 

また当サイトではホームヘルパー・サービス提供責任者の初心者向けに業務マニュアルを無料で公開しています。

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