最近増えているヘルパーの介護保険外自費サービスとは?【訪問介護】

訪問介護は介護保険サービスのひとつであり、通常であれば介護保険が適用されるサービスを展開します。しかし、介護保険には様々な制約があり、高齢者のニーズに対して訪問介護では柔軟に対応ができない場合があります。また、介護報酬は減少している傾向にありますので収入は不安定な面もあります。

これらのことから、最近の訪問介護の流れとして、自費サービスを提供しているところも多くあります。訪問介護が提供する自費サービスとはどのようなサービスなのでしょうか。

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介護保険では出来ないことを実施する

訪問介護には主に2つの制約があります。

 

その① 時間の制約

訪問介護の時間は長くても1時間、掃除だけであれば30分程度が一般的です。必要以上に長いサービスにはいると実地指導が入った際の指摘される部分であるため実施できません。

 

その② 出来ることの制約

2つ目は出来ることの制約です。例えば掃除であれば、本人の使う部分しか掃除できませんし、庭掃除や大掃除などは出来ません。買い物も代行をすることができますが、基本的には本人の物のみで、近隣のスーパーしか行くことが出来ません。

 

これらは介護保険の財源が税金で支払われているということが大きな要因となっています。税金で支払われているので、必要なもの、必要でないものが明確に決まっているのです。もしこのルールを破ってしまい請求を行ってしまった場合、介護保険の不正請求となってしまい事業所としての運営を続けて行くことが出来ませんので注意が必要です。

自費サービスは、介護保険は関係ありませんのでこういった制約は関係なくサービスを行えるメリットがあります

 

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自費サービスでは何をしているのか

それでは、自費サービスとはどのようなことを実施しているのでしょうか?

 

例①)孫の結婚式に参加したい・・・

Aさんは車イスです。孫の結婚式が控えており、Aさんは回りに迷惑がかかると思い出席を諦めていました。しかし、訪問介護の自費サービスがあると聞きましたので、利用して出席するようにしました。

衣装の着替えや、式場までのタクシーの手配、式場についてからのトイレ誘導など様々な介護を受けながら安全に快適に式に参加することが出来たのです。

訪問介護を利用している高齢者の年代的に、孫が結婚する年代になっていることも多いので良くみられる自費サービスのケースですね。

 

例②)大掃除をしてほしい・・・

Bさんは、一軒家で独り暮らしです。足が悪くなり随分前から2階には上がれなくなりました。訪問介護では本人の生活している部分しか掃除をすることが出来ません。また、日常的に使用しない2階部分や大掃除などは対応してくれません。

そこで自費サービスを使いました。自費サービスであれば介護保険で出来ない部分も掃除をすることが出来ますので、大掃除が出来るのです。

 

例③)旅行に行きたい・・・

金銭的な余裕がある車いすのCさんは旅行に行きたいと考えていました。そのことを訪問介護に相談をすると「介護保険では対応することはできませんが、自費サービスであれば対応が出来ます。自分のところの事業所は使ってもらえるのであれば私が付き添いますよ」といってくれたので、利用することにしました。

普段使っている訪問介護事業所のヘルパーの方が付き添ってくれますので、安心感がありますし、何よりも気が知れていますので一から自分の介護を教える必要がありません。

2日間利用するので、費用としては高額になりますがCさんは非常に満足した旅行を行うことが出来ました。

 

このように自費サービスは、柔軟性の高いサービス、柔軟性の高い時間で対応をしてくれますので、介護保険のように出来ないことはありません。その代わり料金はかかってきますが、自分が出来ないことを代わりにしてくれたり、不安を解消するために利用することが出来ますので、決して高くはありません。

 

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自費サービスの費用について

自費サービスはどの程度の費用が必要になってくるのでしょうか?これは事業所や地域によっても異なりますが、おおよそ1時間2500円~3000円程度が多いでしょう

高いか安いかは人それぞれですが、人を一人拘束して使うために一般的に考えるとそこまで高くないといえます。事業所によっては長時間利用してくれるのであれば1時間当たりの料金が安くなることもありますので、事前に見積もりを出してもらってから利用するようにしましょう。

 

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事業所にとってもメリットは多い

訪問介護事業所は法改正のたびに介護報酬が下がっており、収入は下がってきています。規模の大きな事業所であれば、加算などで対応することが出来ますが、規模の小さなところではそれも難しく収入的には低くくなっているといえます。

そういった事業所にとっては自費サービスは非常に有効なものです。自費サービスは介護報酬に影響されませんので、いくら介護報酬が法改正によって下がったとしても、自費サービスは一定の利益を上げることが出来ます

今後の訪問介護事業所は自費サービスで安定的に収入を得ることが出来る事業所が残っていくでしょう。

 

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まとめ

自費サービスは需要がありますので、多くの事業所で行っています。

高齢者からしてみても何でもやってくれる自費サービスは非常に便利で使い勝手が良いのです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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