サービス実施報告書(モニタリング報告書)の簡潔で時間のかからない書き方を解説!【訪問介護】

訪問介護では月の終わりにサービス実績票をケアマネに送付をします。

実績票と同時にその月のサービス実施報告書も一緒に文章で報告をします。しかし、多数の利用者を抱えている訪問介護の場合、一人一人のモニタリングを書くのが大変だという声も多いです。

 

 

ここでは利用者が多くても労力がかからないサービス実施報告書、またケアマネが見て有益なサービス実施報告書の書き方についてご紹介していきます。

 

 

なぜモニタリングが必要なのか

 

サービス実施報告書を書く前になぜモニタリングが必要なのか、作成の理由について知っておきましょう。

 

訪問介護に限らず介護サービスの元となるのはケアプランです。ケアプランにはサービス事業所が行うサービス内容、目標などが掛かれています。

モニタリングはケアプランに定められた目標をどの程度達成できているのか確認するために書かれているものです。

 

サービス実施報告書=様子報告とは考えず、目標についての評価を頭において作成するようにしましょう

 

 

 

サービス実施報告書の書き方のポイント

それでは実際のサービス実施報告書の書き方、スムーズな書き方についてご紹介していきます。

ポイントを抑えることによって利用者の数が多い場合でも、労力がかからず書くことが出来ます。

 

 

サービスキャンセルの有無を書く

 

訪問介護ではサービスのキャンセルは良くあることです。もし利用者が予定していた日にキャンセルがあればそのことを報告しましょう。

 

例えば、「〇〇様は〇日は受診の為キャンセル、〇日は自宅に長女様が来るとのことでキャンセルされています。その他の日は問題なくご利用されています」といった具合です。

 

サービス実績票を見ても何日にキャンセルをしたのかはわかりますが、キャンセルの理由まではわかりません。理由をケアマネに教えることによって情報共有が出来るでしょう。

 

文章の冒頭は利用日についてを記載しておけば良いでしょう。

 

 

特記事項を書く

 

特記事項があれば必ず書くようにしましょう。

 

例えば、認知症状が強くなってきている、家族(介護者)の体調が悪いが出てきた、部屋が汚くなっているなどの悪化面を伝えます。また最近歩行が安定してきている、リハビリを継続して行っている、友人と仲良くしているなど良い面も伝えておくと良いでしょう。

 

本人はもちろんですが、介護者の状態も伝えてあげると非常に有益な情報になります。ケアマネは本人のケアマネジメントをしていきますが、介護者の状態はケアマネジメントには非常に重要な情報になるからです。

 

特記事項が無ければ無理に書く必要はありません。

 

 

 

目標の達成度について書く

 

ケアプランに訪問介護が行うサービス内容とともに短期目標と長期目標が書かれている欄があります。

その目標がどの程度達成したのか報告をします。

 

 

例えば、目標が「一人で調理が出来る」とあり、サービス内容が調理の補助であれば、「サービス中は積極的に調理をしてもらっていますが、足の状態が悪いので長時間になると椅子に座りながらしたり、見守りは必要です」と書くようにします。

 

 

例えば、目標が「一日一回外に散歩に出る」とあり、サービス内容が買い物同行であれば「買い物は毎回一緒に出掛けています。買い物以外の日でも一人で自宅の前を散歩したりしていると聞きます」といったような報告が出来ます。

 

 

目標達成度はケアマネがケアプランのモニタリングをする際に必要なので、そういった情報は積極的に報告をすることをお勧めします。

 

 

 

ケアマネージャーとの関係作りにも役立つ

 

サービス実施報告書には利用者の情報提供はもちろんですが、ケアマネとの関係作りにも役立つものです。ケアマネと良好な関係作りをすることによって、新規の利用者を紹介してもらえる可能性も高まりますので、積極的に行いましょう。

 

 

ケアマネの仕事を理解しておく

 

例えば、サービス担当者会議が近日中に迫っているのであれば「〇日のサービス担当者会議は参加させていただきますので、よろしくお願いいたします」と一言添えておくと良いでしょう。

 

このようなケアマネの仕事を理解している旨を伝えることによって、話が通じやすいサービス事業所だと思われることもあります。

 

 

 

お礼を伝える

 

ケアマネとの良好な関係を築くためには、ケアマネが行ったことに対してきちんとお礼を伝えておくことも必要になります。

 

例えば、「〇〇の件では大変お世話になりました」「お忙しい中ご相談に乗っていただきありがとうございました」という具合です。

 

 

 

長々と書かないようにする

 

ケアマネは全ての事業所からモニタリングの報告書を月に1回もらっています。そのため、あまり長々と文章を書いたとしても理解されない可能性もありますので注意しましょう。

出来るだけ簡潔に書きつつ、情報を集約したような文章を心がけるとケアマネからすると有難いです。

 

 

 

最後に

 

サービス実施報告書は利用者の情報を共有するためには非常に重要なものですし、ケアマネとの関係作りにとっても非常に必要なものだといえます。

ケアマネと良好な関係を築いている事業所は安定して利用者を紹介してもらえます。そうなると事業所の運営基盤が安定しますので、ぜひぜひご参考頂けたらと思います!