訪問介護の「清拭」で注意するべき3つのポイントを解説

訪問介護 清拭

 

訪問介護の身体介護では清拭を行うことが多々あります。

主に清拭が必要な状況としては

  • 「発熱などで入浴できない状況」
  • 「本人が入浴を拒否していて清潔の保持が課題となっている状況」

などが考えられます。

 

介護の現場ではよくある状況なので清拭自体は経験があるにしても

訪問介護で行う清拭はどんなことに注意すればいいの?

と考えたことがある人もいるのではないでしょうか。

 

そこで今回は

訪問介護での清拭で注意すべき3つのポイントを解説していきます。

ぜひ参考にしてみてください!

 

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訪問介護で清拭をする際に注意するべき3つのポイント

清拭

 

清拭をする際の注意するべきポイントは多数ありますが、まずは訪問介護の視点で考えて下記の3つのポイントに分けてみます。

  1. 皮膚や爪の状態を観察
  2. 時間配分を考えて支援
  3. 皮膚が弱いことを考慮した支援

 

① 皮膚や爪の状態を観察

清拭は利用者の身体に異常がないか確認するための大切な機会になるので、皮膚や爪の状態を観察しましょう。

皮膚であれば皮下出血や湿疹、褥瘡ができてないか、爪であれば白癬や巻き爪になっていないかを観察しましょう。

 

施設やデイサービスと違って、訪問介護は基本的に一人で対応しなければなりません。

そのため、訪問介護では観察して異常を発見する力は特に求められます

異常があった場合は速やかに報告し、対応方法をチームで検討しましょう。

観察の方法に関しては下記記事に詳しく解説してますのでよかったら参考にしてみて下さい。

 

② 時間配分を考えて支援

訪問介護は他の介護保険サービスと比較しても、時間をきちんと考えながら支援をしなければなりません。

次の利用者の訪問が控えていたり、時間が長くなってしまうと利用者の費用の負担が大きくなってしまったりします。

清拭は準備から片付けまで含めると時間がかかるため、時間配分をしっかりと考えて支援をしましょう、

 

また、利用者の体力を勘案しても、時間配分を考えることは大切と言えます。

利用者の体力を消耗することから、サービスの提供前後に他のサービスを予定していないか、サービスではなかったとしても予定をいれていないか等の配慮も必要です。

 

③ 皮膚が弱いことを考慮した支援

皮膚が弱いことを考慮した支援が大切です。

ちょっとしたことで傷ができてしまう高齢者も多くいます。

万が一怪我をしてしまった場合、施設やデイサービスでは他の職員の複数の目で怪我に気づきやすい環境もありますし、看護師がいたり処置の道具が揃っていたりします。

しかし、訪問介護では支援に入っているヘルパーが気づかなければ発見が遅れてしまうこともありますし、本人の自宅なため処置の環境が整っているとも限りません。

 

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急遽の状態変化で清拭した場合は報告を

 

会議

 

訪問介護では訪問すると急遽利用者の状態が変化することがあります。

最初からケアプランに清拭が位置付けられているのであれば問題ありませんが、状態変化に応じて清拭した場合は報告が必要になります。

例えば、入浴がケアプランに位置付けられていて支援しようとしたところ、発熱があって清拭対応になった場合などです。

介護保険サービスはケアマネジャーの作成するケアプランを基に提供されるのが原則なので、入浴の代わりに清拭を行ったことと、その必要性をケアマネジャーへ伝え、ケアマネジャーが必要性を認めなければなりません。

なお、報告は事後であっても可能で、ケアマネジャーが認める範囲内での時間の変更も可能とされています。

大概のケアプランには入浴が清拭に変更になることを予測し最初から「必要時に入浴を清拭に変更」などの文言を記載してくれているケアマネジャーもいますが、その場合も、そもそも利用者の状態が変化しているのでケアマネジャーに報告の連絡を入れることおすすめします。

 

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訪問看護でも清拭は行うことができる

看護師

 

自宅で清拭を行う場合、訪問介護以外に訪問看護でも支援することが可能です。

費用は訪問看護の方が高くなってしまいますが、訪問看護は医療的ケアを行うことができるのが最大の強みになるので、利用者の状態によっては訪問看護の方が適していることもあります

 

医療的ケアが必要になったら訪問看護へ引き継ぐことも

最初は訪問介護で清拭をしていたとしても、利用者が高齢になるにつれて医療的ケアが必要になるということはよくある話でもあります。

例えば、

  • 褥瘡の処置
  • カテーテルの管理
  • ストーマのパウチ交換

などが必要になってしまった場合など、様々な場面が想像できるかと思います。

そのような場合は、同じ清拭でも訪問介護ではなく訪問看護に引き継いで支援する方が適切と言えるでしょう。

 

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まとめ

訪問介護の清拭について、支援の注意するべきポイントをお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。

  1. 皮膚や爪の状態を観察
  2. 時間配分を考えて支援
  3. 皮膚が弱いことを考慮した支援

これら3つのポイントはとても大切です。

どれも訪問介護ならではというよりかは、特に訪問介護では気を付けなければならないという方が適切かと思います。

実際は利用者のことを気にして時間のことを気にして一人で支援を行うというのは大変なことかと思いますが、安心安全な支援につながるように意識をして取り組みましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。少しでも参考になれば幸いです。

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