訪問介護の事故報告書とは?3つの作成ポイント。ヒヤリハットについても解説!

訪問介護の事故報告書3つの作成ポイント

 

訪問介護に限らず、すべての介護事業で必要不可欠な「事故報告書」というものがあります。

訪問介護事業所でヘルパーとして働いていると、一度は書いたことがあるという方が多いのではないでしょうか?

 

事故報告書を作成することに対してヘルパーさんの中には、

  • 「なんで書かないといけないのだろう?」
  • 「報告書なんて書いたことないから書き方がわからない・・・」
  • 「みんなに見られるのが嫌だな・・・。」
  • 「めんどうくさいな・・・。」

など感じている方はいませんか?

 

そこで今回は

  • 訪問介護の事故報告書とは?
  • 3つの作成ポイント
  • 事故報告書を作成する3つの目的
  • ヒヤリハットについて

を解説します!ぜひ参考にしてみてください!

 

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訪問介護の事故報告書とは?内容の詳細を解説。

男性に説明している女性

 

まず訪問介護の事故報告書とはどのような書類かというと

大小に限らずサービス提供中に起こった事故について詳細に報告する書類です。

 

一言で事故といっても多岐にわたります。

転倒、転落、誤薬、介護ミスなど全て事故として取り上げ、事故報告書を作成しなければいけません。

 

事故報告書に記載する項目事項

事故報告書に必要な項目は、概ね次のようになります。

 

  • 事故報告書 作成者氏名
  • 利用者の基本情報
  • 事故発生時の状況(日時・場所・本人の状態等)
  • 事後が発生した経緯、原因
  • 事故発生後の対応
  • 事故の再発防止策

となります。

ちなみに下記が私の訪問介護事業所で使用している事故報告書になります。参考にしてみてくださいね。

事故報告書のダウンロード

特に重要になる部分が「事故が発生した経緯、原因」と「事故の再発防止策」の項目です。

事実を客観的に書き原因を明らかにして、再発防止策を講じ再発を努めます。

 

書式は、基本的に事務所ごとに決められたものがあると思いますが、市町村によっては定められている場合もあるので、必ず確認しましょう。

事故の内容によっては市町村に報告しなければいけないこともあるので、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

 

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訪問介護の事故報告書3つの作成ポイント

メモ用紙

 

事故報告書を作成する際は、次のことを意識して作成するようにしましょう。

 

①主観を加えずに事実を客観的に書く

自分が見たままの事実をそのまま事故報告書に書くようにしましょう。

「~だと思う。」「~だと考えられる。」等の主観を記入する必要はありません。

 

②分かりやすく簡潔に書く

5W1H(いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのようにして)を意識して、読み手が分かりやすいように短い文章で簡潔に書くようにしましょう。

 

③専門用語の使用は控える

作成した事故報告書は、事業所の職員だけではなく、利用者や家族が見る可能性もあります。

介護について詳しくない方が読んでも、理解できるような文章にしましょう。

 

 

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訪問介護の事故報告書を作成する3つの目的

スーツの男性が手を組んでいる

 

事故報告書は訪問介護事業所における重要な書類の一つです。何のために事故報告書があるのかしっかりと理解しておく必要があります。

事故報告書の目的としては、次のようなことがあげられます。

 

①事故の再発防止

介護の現場で100%事故を防ぐことは正直難しいのが現実です。常時マンツーマンで対応出来るのであれば可能かもしれませんが、現実的ではありません。

しかし、「事故は起きるものだし、しょうがないよ。」と開き直ってはいけません。

介護ミスのように職員が注意をすれば防げる事故も多くあるのも事実です。

事故が発生した場合、事故時の様子等を詳細に事故報告書に記載し、原因を分析していけば、同じような事故の発生を防げるでしょう。

 

事故報告書は、事故の再発防止のための重要な書類になります。

 

②職員同士の情報共有

事故の再発を防止するためには、職員同士の情報共有は必要不可欠です。

作成された事故報告書は、職員全員が目を通すことが望ましいでしょう。

 

たまに「事故報告書を書くと、事故を起こしたことを皆に知られる・・・。恥ずかしい。」等考え、事故報告書を始末書だと勘違いされる方がいますが、大きな勘違いです。

事故報告書を作成するということは、自分自身の支援を見直すことができ、事例を共有し職員全体のケアの質を向上させることができます。

 

③自分自身と事業所を守るため

万が一、事故が原因でご利用者や家族とトラブルになった際、事故報告書は支援の証拠になり、職員と事業所を守ってくれます。

そのため、事故報告書は事実を客観的に書き、誰が見ても分かるように書くことを意識しましょう。

 

 

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ヒヤリハットは、事故に繋がる可能性が高いもの

驚いている介護職員

 

事故報告書と一緒によく聞くのがヒヤリハット。

名前の通り、介護現場でヒヤリとしたり、ハッとした出来事のことをいいます。

 

ヒヤリハットは事故の一歩手前のことを指すので、ヒヤリハットの発見は事故を未然に防ぐことに直結するといえるでしょう。

ヒヤリハットを数多く発見することができれば、その分事故の発生を予防できるということになります。

 

事業所によってはヒヤリハット報告書があり、職員同士で共有しているところもあります。些細なヒヤリハットでも重大な事故に繋がる可能性は十分考えられるので、些細なことであっても共有することが大事になります。

 

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まとめ

今回は訪問介護の事故報告書について解説しました!

事故報告書はヘルパー、事業所にとって重要な書類であることを分かっていただけたと思います。

事故発生時には、事故報告書の作成を後回しにせず、素早く作成して、職員同士で情報共有できるようにしましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。