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同行援護の利用料金はどれくらい?負担上限月額と料金表。

同行援護 料金表

 

今回は同行援護の利用料金と上限負担月額について解説していきます!

同行援護の料金表も作ったので参考にしてくださいね~。

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この記事を書いた人

ヘルパー会議室編集部

くらたろう

30代男性。大阪府在住。東証一部上場企業が運営する訪問介護事業所に3年従事し、独立。事業所の立ち上げも経験。訪問介護の経験は11年目、現在も介護現場に自ら出つつサービス提供責任者として従事している。ヘルパー・サ責の学ぶ機会が少ないことに懸念を抱き、2018年に訪問介護特化型ポータルサイト「ヘルパー会議室」を設立。

【保有資格】 訪問介護員2級養成研修課程修了/介護職員基礎研修修了/社会福祉士/全身性ガイドヘルパー/同行援護従業者養成研修修了  

同行援護の利用者負担は、原則一割。だが「負担上限月額」が決められている

電卓 女性

同行援護の利用者負担は利用料金の一割となっています。(生活保護または低所得世帯は利用者負担は無し)

ですが、障害福祉サービスには所得に応じて負担上限月額が設定されており

同行援護も同じように発生した利用者負担には、上限月額が決められています。

上限負担月額とは、利用料金が上限月額を超えた場合、それ以上の料金がかからないという意味です。

 

厚生労働省が定めている区分に応じた負担上限月額は下記のとおりです。

区分世帯の収入状況負担上限月額
生活保護生活保護受給世帯0円
低所得市町村民税非課税世帯(※1)0円
一般1市町村民税課税世帯(所得割16万円※2未満)20歳以上の施設入所利用者、グループホーム利用者を除く※39.300円
一般2上記以外3万7.200円

※1)3人世帯で障害基礎年金1級受給の場合、収入がおおむね300万円以下の世帯が対象となります。

※2)収入がおおむね600万円以下の世帯が対象

※3)20歳以上の入所施設利用者、グループホーム利用者は市町村民税課税世帯の場合、一般2となります。

厚生労働省「障害者の利用者負担」より引用

 

この表のとおり所得によって上限月額を決めるので、低所得の人は高所得の人よりも低く上限月額が設定されます。このことから、低所得の人でも無理をせずに利用できる制度となっています。

 

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同行援護の利用料金表(令和3年4月最新版)

 

同行援護は障害支援区分によって利用者負担額に違いがあります。

  • 区分3の方は基本料金に20%加算
  • 区分4~6の方は基本料金に40%加算

となっています。

 

下記は日中の1回分の料金表になっています。

算定時間基本利用料金障害支援区分3障害支援区分4~6
30分未満190円228円266円
30分以上1時間未満300円360円420円
1時間以上 1時間30分未満433円520円606円
1時間30分以上 2時間未満498円598円697円
2時間以上2時間30分未満563円676円788円
2時間30分以上3時間未満628円754円879円
3時間以上3時間30分未満693円832円970円
3時間30分以上4時間未満758円910円1061円

 

また盲ろう者向け通訳・介助員が同行援護を行うと基本料金に25%加算することになっています。

その場合の日中の1回分の料金表は下記のとおりです。

算定時間基本利用料金障害支援区分3障害支援区分4~6
30分未満238円286円333円
30分以上1時間未満375円450円525円
1時間以上 1時間30分未満541円649円757円
1時間30分以上 2時間未満623円748円872円
2時間以上2時間30分未満704円845円986円
2時間30分以上3時間未満785円942円1099円
3時間以上3時間30分未満866円1039円1212円
3時間30分以上4時間未満948円1138円1327円

 

※この料金表は地域単価10円での計算しています。

事業所の所在地によって地域単価が異なりますので注意してくださいね!

また夜間、早朝は25%の割増、深夜は50%の割増料金となります。

 

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【最後に】同行援護の知識をさらに深めたい方へ

今回は同行援護の利用料金について解説しました。ぜひ料金表を活用してみてくださいね。

また同行援護サービスの知識をもっと深めたい方向けに

同行援護で働くうえで最低限知っておいた方が良い7つの知識をまとめてます。

 

リアルに役立つと思いますので下記からどうぞ。

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