同行援護は視覚障がい者の通勤をサポートできるのか?実情を解説。

同行援護 通勤

 

視覚障がい者にとって単独での通勤は非常に大変かつ危険がともないます。

同行援護の仕事は、移動が困難な視覚障がい者の外出を支援するというものですが、通勤の場合は支援対象となるのでしょうか。

よく、目が不自由なため盲導犬を連れ、白杖を使って自力で通勤しているという人を目にすることがあるのではないでしょうか。

  • 「同行援護は外出を支援するのだから、通勤も支援するのではないの?」
  • 「通勤も支援して当然ではないの?」

と疑問を抱いている人もいると。

 

なので、今回は視覚障害者の通勤が同行援護の支援対象内なのかどうかを解説していきます。

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本記事の信頼性

介護業界11年目のちょいベテランで現役の管理者兼サービス提供責任者が執筆しています。

保有資格:ヘルパー2級、基礎研修、社会福祉士、同行援護、全身性ガイヘル、ほか

制度などの解説記事は「厚生労働省の一次情報」をもとにしています。

同行援護は視覚障害者の通勤を支援できない

レットカード

 

同行援護をはじめとする介護職の視覚障害者外出支援は下記の厚生労働省資料の通り

厚生労働省 資料1 障害者等の移動の支援について.pptx (mhlw.go.jp)

経済活動に関係してしまう場合は支援することができません。

もちろん、通勤は経済活動に関係する行為だとみなされて、同行援護の支援を受けることができません。

 

 

同行援護などの外出支援サービスを受けられないのは非常に大変

先に述べたように、視覚障害者の通勤は経済活動に関係する行為だと判断されて、同行援護などの介護職が行っている外出支援を目的とするサービスの対象外となってしまいます。

そうしてしまうと、必然的に盲導犬を連れ、白杖を使って自身の力だけで通勤をしようという人が多く出てきます。

 

目が不自由なのにも関わらず、単独通勤をしてしまうと当然のことながら危険に遭遇してしまうかもしれません。

例えば仕事現場に行くには、電車を利用する必要があり、駅のプラットフォームにある点字ブロックの認識ミスなどで誤って線路に落下してしまい最悪の場合、命を落としてしまうという事があります。

 

視覚障害者が単独で通勤をする際の危険性を少なくするには、介護職員に支援してもらうことが最適だと言えます。

 

目が不自由だからこその嫌がらせにあってしまう可能性

世の中の人は決していい人ばかりではありません。

視覚障害者が単独で駅などの公共の場を利用すると、鬱陶しいと感じる人もいます。

このような人達から、本人に分からないようにあるいは分かるように嫌がらせの行為を受けてしまう可能性があります。

そのような、無慈悲な嫌がらせの行為を受けてしまうと、心に大きな傷を負ってしまうことがあるので、やはり一人での通勤は危険だと言えるのではないでしょうか。

 

通勤の際にも同行援護などの外出支援サービスは必要

既に述べたように、視覚障害者にとって単独での通勤は事故などの危険、心無い嫌がらせの行為などに遭ってしまうかもしれません。

しかし、働くという行為は生活するうえで、欠かすことが出来ないため通勤の際にも外出支援サービスを利用できるようにするべきだと言えます。

 

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まとめ

現在は視覚障害者が通勤する際に、同行援護をはじめとする介護職が行う外出支援サービスを受けられません。

しかし、視覚障害者からしてみれば単独通勤は非常に骨の折れる行為だと言えます。

それに、単独通勤は苦労だけではなく危険も潜んでおり、この危険を解決するにはやはり、外出支援をしてくれる介護職員が通勤をする際に必要だと考えられます。

単独通勤をしている視覚障害者の割合をすぐにでも減らして、危険に遭う人を少なくし安全に生活してもらえるようにする必要があります。

視覚障害者が伸び伸びと安心して暮らせるようにするために、経済活動に関係する外出でも支援が必要であり、一般の人々と近い生活を送れるよう、これから支援をする範囲を広くすべきだと思います。

個人的な意見となりましたが少しでも参考になれば幸いです。

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